「あの芸能人のメンタリストDaiGoの本かぁ」って思った人には、ぜひ読んでもらいたい。
ぼくも芸能人としてのDaiGoって認識の時には、興味がなかった。
パフォーマーとしての芸能人としてのDaiGoは、演じたある一面でしかなく、心理学者として、研究者としてのDaiGoさんにぼくは興味をもった。
DaiGoさんの本は、深い。
本日の読書「人を操る禁断の文章術」
この本を選んだ理由
文章術を学びたかったから。
ぼくが気になったところ(抜粋)
- 読む→言葉に反応する→想像する→行動を起こす
- 文章はただ書くのではなく、読んだ相手の心を動かし、想像力を使ってもらうために書く。
- 文章のたった一つの目的、それは「今すぐ人を行動させること」
- トップセールスマンと呼ばれる人たちが、他のセールスマンと違うのは、お客様の心の準備のために工夫している点
- 書き方のポイントとなるのは、「自分が何を伝えたいか」ではなく、「この文章を読んだとき、相手にどんな行動をして欲しいか」で考えること。
そして、どのように書けば読み手が「それをしてもいいかな?」「ぜひそうしたい!」と思うのか、を考えるのです。- 「伝わる文章」よりも「したくなる文章」を書く。
- 文章を書くとき、あえて情報量を少なくすることで、読み手の想像力を利用することができる。
- 何より大切なのは、文章を書く側が、読み手にどんなリアクションをして欲しいかについてイメージできていることです。
- 「きれいな文章を書いてはいけない」という原則とともに覚えておいてもらいたい法則が1つあります。それは「人は『論理』ではなく『感情』で動く」という心理法則です。
人は論理で納得しても行動には移りません。逆です。感情によって行動したあと、その行動を正当化しているのです。理屈をつけて、「正しい行動をした」と自分で自分を納得させているのです。
- 感情を動かす文章のヒントは、「話かけるように書くこと」
- 刺さる言葉はあなたの中にではなく、相手の心の中にある。
- 人は「自分の欲求と関連したことが書いてある」と気づいたら、すぐに目の前の文章を読もうとし始めるのです。
- 本音と建前。その間にあるのは、理想(こうありたい)と現実(こうあるべき)の狭間で揺れる感情です。このギャップが大きくなればなるほど、その人を動かす。強いエネルギーに変わります。
- そのとき強いフックとなるのが、人の心にある「建前を認めてほしい」という欲求。心の中に秘めている本音を見抜き、認めてあげたら、その人は認めてくれた相手を心から信頼し、本音を話してくれるようになります。
- あらゆる文章の中で人が最も読み、心に残るのは追伸部分。
ぼくが感じたこと
文章のたった一つの目的、それは「今すぐ人を行動させること」
「伝わる文章」よりも「したくなる文章」を書く。
刺さる言葉はあなたの中にではなく、相手の心の中にある。
文章を書くときは、ぼくは今まで自分が書きたいことを書いてきた。
日記ならそれでよかった。
人に想いを伝える場合、人に行動をしてもらいたい場合、文章の書き方があるってことを最近意識するようになってきた。
ただ、そういう「書き方」があるって知っただけで、自分でその「書き方」をするのにはまだまだ時間がかかりそう。
文章の目的が「今すぐ人を行動させること」って考えが、これっぽちもなかった。
「文章を書く」って行為に対するDaiGoさんの考え方が、ぼくにない考えだったので、とても新鮮。
「きれいな文章を書いてはいけない」という原則
最近は、文章を書く本を読むことが多く、「きれい」に書かなければいけないって思っていたところなので、この本と出会えてよかった。
道にさまようところだった……。
人は『論理』ではなく『感情』で動く
ぼくは、「ことば」と「こころ」を大切にしたいと思っている。
そこで「論理」ではなく、「感情」という言葉を見て、どこかホッとする部分があった。
きれいに書かず、感情にうったえる文章を書く、
そんな文章をぼくは書ければなぁ
と、目指す方向の確認ができた。
この本の後半部分は、文章のテクニックついて書かれている。
どれも文章を書くときに使う場面が出てくることばかりで参考になった。
具体例があげてあるので、理解しやすい。
まとめ
文章の書き方をいろいろ読んでいる中で出会ったDaigGoさんの本は、他の本とは視点が違って、非常に参考になった。
何より本の前半部分の「文章を書く」考え方が、ぼくは一番響いた。
人に何かを文章で伝えるときに、めっちゃ参考になる本だ。
特にブログを書いている人や、人に説明する機会が多い人にとっては、ぼくのように大きな思考の転換になるキッカケをもらえる本だ。
「文章を書く」関連としてオススメ本!
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