「ランディングページって、書き方がよくわからない」って人にオススメの1冊を紹介します。
商品やサービスをネットで販売する時に必要になってくるのが、ランディングページです。他のランディングページを見ていると、どれも上手に作ってあり、作るのは難しく感じちゃいます。
今回の本は、そのランディングページを初心者にもわかりやすく解説してくれた本です。
(ソーテック社さんより、献本いただきました。)
この記事の目次
本日の読書「現役LPO会社社長から学ぶ コンバージョンを獲るランディングページ」相原祐樹(著)
「現役LPO会社社長から学ぶ コンバージョンを獲るランディングページ」相原祐樹(著)
LP=ランディングページとは?
ランディングページを言葉通りに訳する「着地のページ」という意味になります。言葉の意味通りだとユーザーが一番最初に見るページのことですが、マーケティングの世界では縦長の1ページをスクロールして読んだもらう形のクロージングを行うページをランディングページと呼ぶのが一般的です。
たとえば、「青汁」で検索してでてきたこのサイトが、ランディングページ( LP )ですね。→ランディングページの例
よく何かを売ったり、紹介したりするのに使われています。
Web ページからの売上を伸ばしたい人には必ず「まずはランディングページを徹底的に改善しよう」と言います。
お客様がネットから申し込む時は、ランディングページから申し込まれるので、当然ランディングページで売上は大きく変わってきます。
重要:効果測定は怠ったてはいけません!
大事なことは、各セッションにおいて必ず効果測定をすることです。
Web マーケティングのいいところは、全てを数値化することが可能なところです。万が一結果が出なくとも、数値さえ取れれば改善の糸口を掴むことができます。そうして改善を繰り返していけば、結果は必ずついてきます。
ランディングページを作ったら、大事なことはその「効果」を数字で把握することです。
紙の広告(チラシ)だと作りかえることは、大変な費用と手間がかかります。
しかし、Web のこのランディングページは、簡単に内容を変えることができます。
その為、より良い反応を得られるように、どんどん改善していくことができます。
ランディングページをつくって満足するのではなく、結果を分析してくことが非常に大切になってきます。
- 売れるランディングページ作りの8割を決めると言っても過言ではないのが、この「リサーチと設計」です。
- ターゲットリサーチの一番の正解は「今のお客さんに直接ニーズを聞く」です。
ランディングページを作っていると、つい「ランディングページを作ること」が目的になってしまい、自分本位に作ってしまい、 LP を作れたことに満足しがちです。
本書では、「リサーチと設計」がいかに大切かがうかがえます。
キチンとお客様が求めているものを調べ、思いついたことをそのまま書くのではなく、まずは全体像を設計してから作ることが大事なのです。
人々が行動を起こすWebサイトとは
- ユーザーの得られる結果を提示する
- ユーザーの得られる体験を提示する
- なぜ必要なのかを訴えかける
- 今すぐ買う理由を訴えかける
この全ての条件を満たすランディングページを作っていきましょう。
ポイントは、「あなたの伝えたいメッセージではない」ということです。
売りたいモノがあったり、その商品への想いが強ければ強いほど、「私が」語りたくなってしまいます。それだけでは、人は動かないのです。
ランディングページの書き方
ランディングページの鉄板の構成
- 喚起
読者はページを開いて3秒でその記事を読むかどうか決めると言います。興味をもってもらう為のリード文- 結果
商品を使った結果・事実を伝えます。- 証拠
なぜその結果を得られるのかという証拠を提示します。- 共鳴
お客様の声- 信頼
テレビや新聞など公的な信頼を勝ち得るようなものがあれば掲載しましょう。- ストーリー
人は感情で物を買って理論で正当化します。ここでは感情に訴えかけます。- クロージング
商品を今買わなくてはならない理由、買って絶対に損しないと言い切れる保証など- PS.
最後に、保証や今買う理由を補足しましょう。
ランディングページを書くことに慣れるまでは、この順番に沿って書いていきたいと思います。
お客様アンケートの取り方
アンケートの項目は具体的に文字数の目安を付けてあげましょう。 YES / NO や ○ / × で答えられるものをアンケートの最初の方に持っていって「まず記入する」という行動を起こしてもらうことで、その先の文章入力のハードルが下がります。
一度記入してたものは途中でやめづらいんです。
これは早速取り入れていきたいですね。お客様が答えるときのストーリーを想像しながら、項目を考えていきたいですね。
広告を使ったランディングページへの集客法
本の後半では、ランディングページの活用方法が具体的に書かれています。
Twitter・Facebook・Instagram 等への Web 広告の出し方や、媒体ごとの特徴を学べます。
以前は、広告といえば毎朝の新聞の中に「チラシ」として入っているイメージでしたが、今ではそもそも新聞をとっている層が大幅に減ってきています。Web 広告は年々増えてきていますので、Web 広告の全体像を学ぶうえでも初心者にもわかりやすく説明されています。
感想のまとめ「現役LPO会社社長から学ぶ コンバージョンを獲るランディングページ」相原祐樹(著)
ランディングページの本を読んでわかったことは、初心者はとりあえず「ランディングページの鉄板の書き方」に沿って書けば、ポイントを押さえた LP が作れます。
まずは、本書のマネをして作ってみて、実際に反応を見てみることが大事だなって思いました。
この本は、初心者にわかりやすくランディングページの作り方の手順と、そのランディングページを活用した広告のだし方まで、全体像を把握するのに最適な一冊です。
まずは、本書を読んで実際に作ってみることからやっていきましょう。