「ASPって、よくわかんない!」って人に、この本はオススメ!
アフィリエイトをはじめると、「ASP」にたどりつく。
しかし、ASPの中の「人」と接するチャンスは、初心者は少ない。
その為、ますますASPが何なのかよくわからない。
今日紹介する本は、現役ASP役員が書いた本なので、ASPの中をのぞくことができる。アフィリエイトを初心者にはありがたい本だ。
(株式会社ソーテック社さんよりご献本いただきました。)
ASPとは、アフィリエイトサービスプロバイダー(Application Service Provider)のこと。
商品の宣伝をしたい企業と、自分のブログやサイトに広告を掲載したい人(アフィリエイター)をつなぐ広告代理店のような役割をしているのがASP
この記事の目次
本日の読書「現役ASP役員が教える 本当に稼げるアフィリエイト」
現役ASP役員が教える 本当に稼げるアフィリエイト アクセス数・コンバージョン率が1.5倍UPするプロの技48
大きく4つの章に分かれている。
第1章 アフィリエイトの基本について
第2章 アフィリエイター側の視点
第3章 ASP側の視点
第4章 広告主側の視点
著者:afb 納谷朗裕さんとは
株式会社フォーイット執行役員。自社開発したアフィリエイト・プラットフォーム「afb」を、PC・タブレット・スマホ・モバイル向けに展開。afbは「とても満足」の割合が1番高いASPに3年連続で選ばれている。
著者:河井大志さんとは
株式会社Smartaleck代表取締役。アフィリエイトサイト運営、SEO対策コンサルティング、他社メディア運営などSEO対策やアフィリエイトに関する業務を中心に活動。アフィリエイター向けに会員サービス「ALISA」を運営。
第1章 アフィリエイトの基本について
この章では、アフィリエイトの基本的なことが説明されている。
アフィリエイターとしての考え方やアフィリエイトのルール、実際の収益があがるまでのお金の流れなどを丁寧に書かれている。
ASP登録時の審査基準と早くアフィリエイト審査を通す方法
審査はコンピュータではなく人間が行なっている。
見た目で判断する外側の審査と、コンテンツなどの中身の審査がある。
「見た目」とは具体的には、登録サイト名であったりコンテンツ量であったり、登録情報の誤りなどです。まずはその部分を満たすことが必須となります。
ASPの審査って、コンピュータによってふるいをかけたりしているのかと思っていたけど、人が行なっている。
コンピュータが判断するのか、人が判断するのかがわかるだけでも、審査の通し方の考え方が変わってくる。
ASP登録時の審査基準は、サイトの中身について
パッと見て「コンテンツが少ない」と判断されると、審査には通りません。
参考基準としては、ブログなら記事が最低限3つ以上必要になる。
独自ドメインのサイトであれば、少なくともトップページのデザインができていて、だいたい何が書いてあるのかがわかる状態でなければいけません。
はじめて審査を通す人にとっては、参考になる具体的な基準。
審査に落ちても再度申請はできる。システム上申請できなくても、ASPに問いあわせをして、再申請を行なってほしい旨を伝えれば、再申請可能。
ぼくは、当ブログとは違うジャンルのASPの申請をして、落ちたことがある。
落ちた場合には、次にどのように行動したらよいのかわからなかったので、「また再度申請してよい」ことがわかったのが有難い。しかも、直接「問い合わせてみる」ってこともやってみたいと思う。
ASP担当者とコミュニケーションをはかり収益UPを狙う。
ASP担当者がつくためにはあなた自身が「有力だ」と判断されなければいけません。
でも安心してください。そうでなくても担当がつくチャンスはあります。
ニッチなキーワードで上位表示していれば可能性あり。
→まずは小さくてもいいので何かでキラリと光るポイントを持つことが重要。
ASP担当者がつく為には、「有力だ」と思われないといけない。でも、「ニッチなキーワードでも上位表示していれば可能性あり」とあったことが、新しい発見だ。
いきなり、初心者がPVを獲得するのはむずかしいけど、「ニッチなキーワードでの上位表示」は初心者でも狙えるので、交渉してみるのはおもしろい。
自分からASPに連絡するのもあり。
→ASPに自分のサイトや集客方法をPRして、担当をつけてもらうように交渉してみましょう。
「自分からアピールする」こともありなんだというのが率直な感想。
ASP担当者がつく主なメリット4つ
ASP担当者がつく主なメリット4つ
- わからないことを質問できる。
- ASP担当者から有益な情報が来る。
- 良い条件が出やすくなる。
- ASP担当者と打ちあわせが行われることも
アフィリエイトで収益を稼ぐ人は、より稼ぎやすい仕組みになっているわけだ。
第2章 アフィリエイター側の視点
第2章に関しては、ブログをつくっていく上で必要なことが書いてあるので、アフィリエイターだけでなく、ブロガーにとっても基本の確認と学びが多い章。
SEOに関して、踏み込んだことまで書いてあり、勉強になった。
さまざまなツールも紹介されていて、キッチリわかりやすくまとめられている。
「上位表示をするキーワード」を大量に選ぶ方法
ここで紹介されているキーワードツールの一部をピックアップ
- Googleキーワードプランナー
→Googleの月間予測検索回数が調べられるキーワードツール- Yahoo!キーワードアドバイスツール
→Yahoo!の月間予測検索回数が調べられるキーワードツール- グッドキーワード
→GoogleやBingのサジェストキーワードを抽出- keywordtool.io
→複合キーワードを表示してくれるツール
ぼくが知っているけど使っていないものもあったので、改めて全部のツールを使ってみて、自分のブログをいつもと違う角度から分析することができた。
「やってみることは大事だなぁ」と実感。
各記事の順位チェックと記事のカスタマイズ
順位チェックツールには、
というツールを使う。
ウィンドウズしか対応していないと思っていて、導入をあきらめていだけど、マックにも対応していた。さっそく導入!!
無料でも、検索キーワードを1日10個までの順位の変動を見ることができる。
ぼくは、この本を読んで登録してから、毎日順位の変動を見るのがたのしみでしかたない。
毎日キーワードの順位を確認できるので、細かく記事をリライトして反応が見られる。
導入の方法も、サイトに丁寧に書いてあるので、カンタン!!
第3章 ASP側の視点(ASP役員だから語れること)
注力ジャンルを知って、特別オファーを自分から「逆オファー」するなど、ASPとの付き合い方まで教えてくれる。
ASP側からの視点が、とても参考になる。
どういうアフィリエイターを求めているのかなど具体的に書かれていて、ASPの方とコンタクトをとる際に、知っておくとスムーズに進めることができる。
第4章 (アフィリエイト)広告主側の視点
広告主は、自社商品を好きで一緒に伸ばしていきたいと思ってくれるアフィリエイターを求めている。
広告主にできない仕事を担っているのがアフィリエイター
広告主側にはできない紹介の仕方を行なってくれるアフィリエイターを、広告主は求めている。
書評のまとめ「現役ASP役員が教える 本当に稼げるアフィリエイト」
ASPの担当がついたことない人にとっては、知らないことばかり。
アフィリエイトに力を入れて話が進んだ時に、改めてこの本を見返すと、さらにこの本の有用性を実感することになりそう。
ASPというネット上の温度の感じない相手だと、つい思ってしまうかもしれないけど、どこまでいっても相手も人であり、人と人の接し方でいい 。
「本当に稼げるアフィリエイト」本を読む人の対象
アフィリエイト初級から中級まで(月数千〜数万円ぐらいの方)で、多少のやり方はわかってきたけれど、今後どうしたら収益をあげられるのか、サイトを拡大できるのかと思っている人が一番オススメかな