「革命のファンファーレ」キングコング西野亮廣→【感想】本を作る側になっていた!

ぼくはこの本の発売を楽しみにしていた。

まるで、自分が本を出版するかのような緊張感があった。

本を手にした瞬間に気がついた。

 

もう既に、ぼくは「本を作る側の共犯者」になっていた。

 

ぼくもいっしょに「作る側」になっていた、その理由を説明してくれているのが、まさにこの本だ。

本日の読書【革命のファンファーレ】

「革命のファンファーレ」キングコング西野亮廣(著)

「嘘」をつかなくて済む環境を作る。

  • 僕より上の世代は、僕より下の世代ほど「職業に寿命がある」という体験をしてこなかった。多くの大人は「職業は永遠に続く」という前提で話を進めてくる。
  • あなたの親は、あなたにこんなことを言うだろう。
    「好きなことをして生きていけるほど、世の中は甘くない」と。親世代の常識は『お金=ストレスの対価』だ。

 終身雇用が当たり前だった時代があった。

終身雇用が当たり前だった世代に育てられた人が、今の若い人たちの親世代だ。

つまり、「終身雇用を良し」とする思考が植えつけられた世代。

 

その世代の人たちが過去の常識を植え付けて教育してきたのが、今の若い人たちの世代だ。

「職業に寿命がある」時代になった今、誰もその時代の生き方を教えてくれない。自分で考えて、行動し、つかんでいくしかない。

 

親や学校の先生や世間に、流されるまま生きている人たちは、時代に取り残されてしまう。

 

人生の選択をする人に、ぜひこのことを知ってもらいたい。

 

  •  嘘は「感情」でつくのではない。我々は「環境」によって嘘をつかされる。感情は環境に支配される。
  • 「嘘をつかない」ということは「自分の意思を明確に表明する」ということ同義だ。
  •  自分の意思を明確に表明する為には、意思を明確に表明できる環境を作っておく必要がある。

ビジネスをしていると、「環境」によって嘘をつかざるを得ない人が圧倒的に多い。

 

ぼくはラーメン屋で働いている。

ぼくも、お店をやっていて、何度も「嘘」をつくことがある。

それは業者さんに対しても、お客様に対してでも。

 

相手をだます為の嘘ではなく、「社会で生きていく為に必要な嘘」

 

 

ぼくは、仕方がないと思っていた。

 

「革命のファンファーレ」を読んでわかった。

「社会で生きていく為に必要な嘘」に自分が勝手にしていただけだった。

 

嘘をつかないといけない環境に、自分を置いてしまっているからだ。

 

それを「仕方がない」ってあきらめていたり、「社会で生きていく為に必要だから」って世の中や社会のせいって、他責で済ませている限り何も変わらない。

 

お金を集めるには信用が必要だ。信用を勝ち取る為には、嘘をつかないことが大切だ。その為には嘘をつかなくても良い環境を作ることが大切だ。

人が嘘をつく理由は、嘘をつかざるをえない環境にいるからだ。

僕らの意思決定の舵は、僕らの脳ではなく、『環境』が握っている。考え方を変えたいなら、環境を変えた方が、てっとり早い。

自分で、嘘をつかなくて済む環境を作るのだ。

 

ぼくは、「嘘をつく」と何が苦しいかっていうと、「嘘」を言ってしまっている自分が苦しくなってしまう。心の中にあるものと、自分が発している言葉が違うと、苦しい。

 

 

自分に嘘をつきたくない。

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【革命のファンファーレ】クラウドファンディング

 入り口でお金を取るな。マネタイズのタイミングを後ろにズラして、可能性を増やせ。

自分がお客さんの立場なら、納得できる。そうなっちゃうと思う。

 

お金はあせって前でとろうとしがちだから、この言葉を忘れずに大切にしたい。

 

 

  • お金の為の著作権なら尚のこと、権利を解放し、できるだけ多くの人に無料で使ってもらい、そのことで多くの人の生活をバックアップし、「使わせてくれてありがとう」という信用を稼いだ方が良い。

クラウドファンディングって、この本にあるように「信用」を「お金」化するための装置。

時代が「お金」→「信用」に変化している。

 

 

クラウドファンディングのやり方について、いろいろ書いてくれているが、ぼくが感じたことは、西野さんはクラウドファンディングを通して、「今はお金でなくて、『信用』が大事。」ってことを伝えてくれている。

 

 

【革命のファンファーレ】本を手にした感想

  • クラウドファンディングの金額には何の価値もない。目をむけなければいけないのは、支援額ではなく、支援者数だ。
  • これまでの僕らは「いかにお客さんを増やすか?」の競争をしてきたけれど、そんなことをしなくて良くて、「作り手」を増やしてしまえばいい。作り手は、そのまま消費者になるから。

ぼくは、本の感想を書こうと考えたけど、本での情報としての新しい感動って正直少ない。

なぜなら、ぼくは日々西野さんのブログやオンラインサロンで、西野さんの発言や行動を追っていて、それをまとめたものがこの「革命のファンファーレ」だからだ。

しかし、それでも本が欲しかった。

 

情報としての新しい感動よりも、ぼくは完成した本を手にして読めたことに感動した。

ぼくはお客さんとして、読者として、この本を手にしたのではなく、西野さんのブログやオンラインサロン等で、「革命のファンファーレ」が本屋に並ぶまで追ってきて、ぼくも「作り手」側になっていたから。

 

そして、本を手にしたぼくは、次はこの本を宣伝したい。

「革命のファンファーレ」が世に広まってほしいって願う。

 

 

ぼくが「革命のファンファーレ」本を手にした感動は、情報としての本だけではなく、それ以上に自分たちの作品が完成した感動だった。

 

【革命のファンファーレ】感想のまとめ

ぼくは、この本を手にしてできた「感動」は、西野さんが丁寧にわかりやすく、この本で理由を説明してくれている。

 

ぼくは、「革命のファンファーレ」に書いてあることを、まさに経験しているのだ。

 

 

西野さんのことを何も知らない人が読めば、情報としての良書である。

ぼくは、西野さんの活動にブログやオンラインサロンを通して参加していたので、「革命のファンファーレ」を体験していたのだ。

 

この本は、読むものではなく、体験できる本

 

ぼくの体験は、今こうやってブログに書いて、次の人へと情報発信してつなげていくという次の行動をしていて、まだその体験は続いている。

 

 

西野さんが最後に書かれたメッセージ

僕はまもなくこの本を書き終える。

そして直後に、次の行動を起こす。

キミはまもなくこの本を読み終える。

さぁ、何をする?

キミの革命のファンファーレを鳴らすのは、キミしかいない。

 

頑張ってください。応援しています。

 西野さんの「革命のファンファーレ」を、ぼくに体験させてくれて、やり方を学ばせてもらった。

西野さんのメッセージは、「次はキミの革命のファンファーレを鳴らす番だよ」とぼくは受け取った。

 

 

普通、本って読んでいる時だけが体験する。

この本は、本ができる前から体験でき、これからもずっと体験し続けることができる体験期間が長い本。

 

こんな本、はじめてだ。

 

ぼくの革命のファンファーレを鳴らすことが、楽しみになってくる。

誰しもが鳴らすことができる革命のファンファーレ。

 

世の中に様々な音色の革命のファンファーレが、あちこちで鳴り始めることがたのしみだ。

『革命のファンファーレ』1万部プロジェクト

CAMFIREで、クラウドファンディングが立ち上がっている。

→ https://camp-fire.jp/projects/view/47164スクリーンショット 2017 10 04 2 02 13

『革命のファンファーレ』刊行記念・西野亮廣1万人の単なる〝飲み会〟を開催したい! 西野さんと読者みんなで、イベントの内容から考え、運営して、打ち上げまで楽しみたい!

 

 

詳しい経緯は、AbemaTV(アベマTV)『徹の部屋』で無料でみれる⬇︎

→ https://abema.tv/channels/special-plus/slots/AY6RhzCoUGBsom

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【革命のファンファーレ】前半40ページが無料公開!

※追記 10/6

キングコング西野さんのブログ上で、「革命のファンファーレ」の前半40ページが無料公開された→ https://lineblog.me/nishino/archives/9301799.html

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「革命のファンファーレ」西野亮廣
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