Webライターという仕事はどんな仕事なのか、頭では想像しても具体的に何をどうしているのか、わからない職業だ。
本日の本は、Webライターの「リアル」を語ってくれた本だ。
秀和システムさんより献本いただいたので、本の題名だけでも興味が湧いてしまうこの本を読んでみた。
この記事の目次
本日の読書「Webライター本」
「頑張ってるのに稼げない現役Webライターが毎月20万円以上稼げるようになるための強化書」
吉見夏実 著 / 染谷昌利 監修
この本を選んだ理由
- Webライターという仕事が気になっているから。
- ブログを書くことの参考になると思ったから。
- 著者の吉見夏実さんに興味があったから。
Webライター吉見夏実の魅力
ぼくが吉見夏実さんを知ったのは、偶然このブログの記事を読んだからだ。
3人ともWebライターのようだ。左の赤いドレスの方が、吉見夏実さん。
この3人の自信に満ちあふれたドヤ顔に圧倒されてしまった。
この記事を読んで、Webライターとはこんなことをする人達なんだと、ぼくのWebライターの認識が変わった。
しかも、このブログを見るとさらに吉見さんに惹かれてしまう記事を見つけてしまった。
やはり、この吉見夏実さんという踊るWebライターは、タダモノではないと確信する。
この本でぼくが気になったところ(抜粋)
- その原稿が何に使われるのか、大事なのは「クライアントの意図を読むこと」
- 日本語の正しさばかりに気を取られてはいけない。
- わたしはライターとしての仕事の8割をスマホで行なっています。
- Webライターとしてもっと稼げるようになりたいと思ったとき、壁になるのは「時間」です。最大の壁は、「スキル不足」だと思っている人が多いですが、そもそも、スキル不足を解消するためには勉強する時間が必要です。
- たくさんの人に読まれる記事を書きたかったら、「万人向け」に書くのではなく、「1人の読者」の顔をありありと思い浮かべて書きましょう。
- 自己PRは自分が言いたいことを言うものではなく、「読んでくれる人が知りたい情報」をアピールするもの。
- 「こんなことがしたい!」ではなく「こんなことができますよ」ということがイメージできるような自己PRをすべき
- 得意な仕事だけで生計が立つ段階になったら、一度収入を減らしてでも「得意なこと」だけに絞るのがオススメです。
- 人のために書くことが一番「自分のため」になる。
Webライターの本質は「伝える人」
日本語の正しさばかりに気を取られてはいけない。
文法や言葉遣いが正しくとも、熱意のない、読者の感情を動かさない原稿では「伝える」ことはできません。
手紙やブログを書くとき、つい体裁を気にしすぎて、定型文みたいな文章になったり、思ったように感情がのせられなかったりする。
ライターの本質は「書く人」ではなく「伝える人」
ぼくは、この1行に救われた。
ライターの目的は、「書くこと」ではなく「伝えること」。
文章力は手段。「伝える」ために、文章力はあった方がいい。でも、「文章力」は目的ではなく手段であることを忘れてはいけない。
ぼくの保険営業マン時代の話
ぼくが思い出すのは、はじめて営業の仕事をしたとき、「上手に話す」ことばかり気にしていた。
だから、うまくできなかった。
ある先輩に、
「『営業』しようとせずに、金釘くんが思ったことを、素直に伝えればいいんだよ」
マニュアル通りの言い回しや、言葉遣いにとらわれていたことから解放された。
そこから営業がたのしくなり、お客様の反応もドンドン良くなっていった。
当時のぼくの営業トークの目的が、
「上手に話すこと」→「伝えること」に変わった。
Webライターも同じなんだ。
ぼくがブログを書くときに、「文章を上手に書かなければいけない」と手段が目的に変わっていたことにすら、この本に出会うまでは意識できなかった。
「上手に書くこと」も必要だが、それ以上に「伝えること」をたいせつにしたい。
スマホ×スキマ時間でほとんどの仕事はできる。
わたしはライターの仕事の8割はスマホで行なっています。
ライターの仕事って、パソコンの前でカタカタやっているイメージ。
それが、仕事の8割をスマホで行っているというのは驚きだ。
スキマ時間!有効活用しなきゃもったいない
吉見さんは、料理中の待ち時間、夕食後団らん時のCM中、友達と遊んでいる時に相手が席を立っている時間など、あらゆるスキマ時間を有効活用している。
ぼくもスキマ時間に本を読んだりしているが、スキマ時間は意識すればもっとたくさんあり、もっと時間は作れることがわかった。
いかにスキマ時間を捨ててしまっていたのか、ぼくは反省した。
「ぼくはパソコンで集中しなければ文章を書けない。」
と、思い込んでいた。
スマホとスキマ時間をつかえば、もっと文章を書くことができる可能性を感じた。
「時間がない」を言い訳にしていた。
「Webライターが20万円以上稼げる強化書」本のまとめ
Webライターという仕事について、特殊な人がする仕事だと思っていたが、具体的に書いてあり、稼げるようになるまでにやるべきことがわかった。
ぼくは、おもわずクラウドソーシングのランサーに登録してしまったぐらい、Webライターの仕事に興味を持った。
またぼくのようにブログをかく人にとっても非常に参考になった本だ。
なんといってもWebライターという少し角度が違う視点から、Webにかくことについて考えることができた。
Webライターとして成功する大きなヒントが、エピローグに書いてあった。
わたしは人より場数を踏んだだけ
行動するのみ。
Webライターにかかわらず、すべてに通じること。
企業にぶらさがって生きていく時代はもう過去のもの。いまは個人の看板をかかげて生きていく時代。
個人メディア、ブログ、Twitter・Facebook・インスタなどのSNSにしろ個人が自分をアピールして、生きていくこの時代。
どのように自分を綴っていけばよいのか、めっちゃ参考になる本だ。
⬇︎吉見夏実さんのブログも、ブログの書き方のめっちゃ参考になる!!
追記:2017/08/20
特典PDF(泣く泣くカットされてしまった原稿)の公開の許可を染谷さんからいただいたので、ここからダウンロードできる。
本に載っていない原稿の一部が読めるので、ぜひ読んでみてください。
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