【感想】きねや無敵『陸王』のモデル!僕がランニングシューズに選んだ理由は足のケガ!

10月15日よりはじまった話題のドラマ『陸王』

ドラマがはじまったのが良いが、困ったことがある

 

ぼくが履いているランニングシューズ『きねや無敵』が注目されてしまったことだ。

 

ぼくは素人ランナーで、ランニングして足を痛めて悩んでいたところに、「裸足で走る」ことが足の改善になると知り、このランニング足袋にたどり着いた。

 

走っていると、どうしても目立ってしまう足袋。

今までは「変わった靴履いている人だなぁ」て済んでいたのが、

これからは、「陸王の靴はいてるよ」ってミーハーに認定されるのが不安だ。

 

ドラマ『陸王』の撮影を全面協力しているきねや足袋株式会社が作っているのが、このランニング足袋の『きねや無敵』だ。

ドラマ「陸王」

 

【ランニング足袋・きねや無敵MUTEKI】ドラマ『陸王』とは

池井戸潤(著)の小説『陸王』をドラマ化したのが、この『陸王』だ。

創業から100年以上続く老舗足袋業社の4代目社長が日々奮闘して、年々先細る足袋の需要から、資金繰りに悩む月日を過ごしていた。そんな折、新規事業として、足袋製造でこれまで培った技術が活かせる『裸足感覚』を追求したランニングシューズの開発をはじめたという感動の企業再生ストーリー。

ランニング足袋【きねや無敵】の(杵屋)きねや足袋株式会社

杵屋無敵の会社(杵屋足袋)

『陸王』のドラマの撮影の協力をされているのが、きねや足袋株式会社

きねや足袋株式会社の歴史

創業は1929年(昭和4年)と、埼玉県行田市の足袋業者としては比較的新しい会社「きねや足袋」
3代目の社長・中澤貴之氏ほか従業員35名という小さな会社ですが、2013年9月に“ランニング足袋”の「きねや無敵」をリリースするなど、伝統産業で培った技術を活かして、新しい挑戦も忘れない会社です。

また、ドラマの劇中で使われる古いミシンや縫製の技術指導など、きねや足袋さんの全面協力をいただき日曜劇場『陸王』の撮影が行われています。

(引用:TBS『陸王』サイト

 

ランニングシューズはなく、ランニング足袋【きねや無敵】とは

ランニング足袋「杵屋無敵」

 

 ランニング足袋MUTEKIは伝統的な製法で仕上げた足袋そのものに、柔らかくグリップ力の高い薄さ5mmの天然ゴムソールを手縫いで縫い付けた新しいタイプの履物です。

 MUTEKIを履いて走ると自然とつま先から着地するような感じになる為、人間本来の走り方を取り戻すツールの1つになります。

(引用:きねや株式会社HP

 

ランニングシューズなのに、こんな薄っぺらくて大丈夫?って、初めてみた人は思う。

大丈夫!!履いて走っても、しっかりしていて不安はない!

ランニング足袋無敵「MUTEKI」のソール

 

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ぼくがランニング足袋【きねや無敵 MUTEKI】を選んだ理由

ぼくは、元々運動を全くしない人だった

健康のために運動をしようと思い、一番苦手な走ることにチャレンジした。

 

全く走れなかった自分がスロージョギングからスタートして、少しずつ走れるようになった。

ほんの少しずつですが。

 

それが楽しくて、楽しくて。

 

すると運動に全く対応していなかったぼくの身体は、キチンと反応してくれて、足が痛くなりました。足の裏の筋が痛くて(足底筋膜炎)、3ヶ月間走れなかった。

 

それから、走るのが不安になっていたところに知人に「裸足で走るランナーの高岡尚司さん」を紹介してもらった。

高岡さんは、

その高岡さんが開発にたずさわったというのが、このランニング足袋のきねや無敵だ。

ぼくが足をケガ(足底筋膜炎)をした原因は、走り方

ぼくはランニングするにあたって、ランニングに関する本を10冊くらい読んで、ランニングとはどういうモノなのか知識としては身につけた。

 

そして、ぼくが目指す走り方は、足が着地するときにカカトから着地するのではなく、足の裏の前面部分から地面に着地するフォアフット着地の走り方。

 

ぼくは、事前に学習して、自慢のフォアフット着地の走り方を

「裸足で走るランナー」、ランニングトレーナー高岡さん(きねや無敵の開発にたずさわられている)に走り方を見てもらったら、

▼ぼくのダメな走り方の動画記事▼

自分の走り方を動画で撮影してみたら、かかと着地だった。

きっちりかかと着地していた……。

 

ぼくの頭の中では、ぼくは足の裏の前側で着地(フォアフット着地)していたはずが、実際は身体はそのように動いておらず、かかとで着地していた。

証拠写真↓

ランニングでかかと着地している

かかとから着地している上に、身体のバランスが悪く、その結果が痛みとなってあらわれていたのだ。 

 

初心者にありがちな、まちがったランニングシューズの選び方をしていた。

ぼくは、ランニング初心者で、足への負担を減らしたかったので、カカトのクッションがしっかりしたモノが良いと思っていた。より機能的なシューズで、ぼくの身体をサポートしてもらえばいい。

 

これが、ぼくの甘い考えだった。

 

その時選んだのがコレ↓

通常のランニングシューズ

超厚底ランニングシューズ!!

はじめてこのランニングシューズ履いて走ると、宙に浮いてるかのように、足への負担がなく、スイスイ足が運ぶ(※初マラソンで使用シューズ)

(靴はすばらしいモノではあるけど、僕が未熟過ぎて使いこなせなかった。HOKAさんの商品はカッコよくて性能はバツグン!)

これはイイ!

 

って、思ったところに落とし穴があった。

裸足で走る「ゼロベースランニング」高岡尚司さんの教え

高岡さんは、トレーナー、鍼灸・あん摩マッサージ指圧師として活動していく中でたどり着いたランニングメソッドが「ゼロベースランニング」

高岡さんによると、今のランニングシューズは高性能で、その性能によって、人の本来備わっているはずの機能が低下している。

だから、その機能に頼れば頼るほど、人の機能は低下し、ケガをしやすくなる。

 

逆をいえば、ランニングシューズ(かかとのクッション)に頼らずに、人本来の機能を活かして走ることができれば、より自然な走り方ができ、ケガをしにくい走り方ができる。

 

ランニングシューズの機能に頼らないということは、つまり、裸足で走るということだ。

 

その裸足で走る感覚に近い形で開発されたのが、このきねや足袋の「きねや無敵(MUTEKI)」だ。

ランニング足袋を履いている写真

 

高岡さんが提唱されている「ゼロベースランニング」は、詳しく本に書かれている。

この本では、写真入り論理的にやさしく丁寧に、「走り方」「からだの使い方」について説明がされており、初心者のぼくでも読んで理解でき、すぐに実践できるモノがたくさん書かれている。

ランニングも、いろんなスタイルや考え方があり、ぼくはいろんな本を読んで、頭がぐちゃぐちゃになっていましたが、この本を読んで、スッキリした。

  • 腕は「振る」のではなく、「振られる」
  • 走るときは「足」を使うのではなく「胴体」を使って走る。

ぼくは、走る時に腕をふれば足も動くって思っていた。走るときに足をいかに動かすかばかり考えていた。

 

「走る」常識が、覆った。

 

この本はオススメだ。初心者の人ほど読んでほしい。

【評価】きねや無敵(MUTEKI)ランニング足袋で走った感想

走ってみると、本当に裸足で走っているかのように「地面」を感じることができる。

今まで「地面」を感じずに走っていたのがもったいない!

 

通常の道を走っている時に、小さな石を踏んで痛いとかはない。

 

今までのランニングシューズから、この無敵にかわると、「いかにシューズのかかとのクッションに頼っていたか」がわかる。

 

走りながら、足の指や膝や太ももなど、ひとつひとつの身体の部位の感覚が鮮明になる。

 

走る人であれば、たまにでもこの無敵で走ると、自分の走り方の確認ができる。

ぼくは、目指すは「裸足で走るランナー」だ。

 

【きねや無敵(MUTEKI)】購入時の注意点は、靴のサイズ!

【杵屋無敵】の靴のサイズ

なんといってもサイズが、他のシューズとは違う。

裸足で履く場合:足の実寸(つま先の一番長い部分〜踵)を測り、+5mmしたサイズに近いサイズ

靴下を履いて履く場合足の実寸(つま先の一番長い部分〜踵)を測り、+7mm〜10mmしたサイズに近いサイズ

 

普段お履きのシューズをどのようなサイズで履いているかにもよりますが、ハーフサイズかワンサイズUPしたものをオススメ致します。ジャストサイズで着用の場合はワンサイズUP、ゆったりか少し余るような形で着用の場合はハーフサイズUPを目安にご購入下さい。またサイズ感には個人差があります。実寸を測って頂き、選ぶのが一番よろしいかと思います。

 ぼくは、以前靴屋さんで足のサイズをはかってもらった時、24.6㎝だった。

普段は、25.0㎝の靴を履くことが多いけど、ぼくは足の甲が大きいので靴によっては25.5㎝の靴を選ぶこともある。

 

走る時には靴下を履きたいので、きねや無敵は26.0㎝を注文した。

サイズが不安だったが、Amazonで注文して、届いて履いてみたら若干大きく感じた。

返品はめんどくさいからどうしよう」って悩んだけど、大切に履きたいから、妥協せずに購入先に問い合わせたら、めちゃくちゃ丁寧にサイズ変更に応じてくれた。

 

結局、25.5cmでちょうどいい!!

(実寸24.6cm→無敵25.5cm)

【杵屋無敵】のランニング足袋の耐久性

生地の耐久性も不安だったが、履き続けているが生地の破れや、ゴムのすり減りも気にならないし、雨の日も履いているが汚れも気にならないレベル。

Vibram Five Fingers(ビブラムファイブフィンガーズ)と、きねや無敵の比較

裸足感覚で走るシューズで有名なのが、5本指に別れた爪先部分が特徴のビブラムファイブフィンガーファイブ

これいいんだけど、難点は値段が高い!19,224円する。

それに対して、きねや無敵は安い!5,400円!!

 

裸足感覚シューズ入門としても、きねや無敵はムテキだ。

ランニング足袋【きねや無敵】評価・感想のまとめ

きねや無敵は、特殊なシューズのように見えて、上級ランナーが履くものではないかと、初心者は購入を躊躇しがちだけど、ぼくもランナー初心者で履いて走っている。

 

無敵を履くことによって、地面を感じることができ、走るのが楽しくなった

また、初心者ではあるけれど、普通のランニングシューズで走っている時とのフォームの違いも自分で実感できるぐらい、走っている感覚は違う。

 

どんなランナーも、きねや無敵で走ってみることをオススメする。

特に、ぼくのように足や、膝などが故障がちな人にはオススメ!!

初心者でもビビらず、きねや無敵はオススメ!!

 

ぼくは、おじいちゃんになっても走り続けたいので、きねや無敵を履いて、おじいちゃんになっても走り続ける身体を作っていこうと思う。

 

小説・ドラマ『陸王』のモデルが『きねや無敵』『きねや足袋株式会社』について

公式Twitterでは、「陸王」のモデルはなくフィクションであると言われているが、

 

しかし、きねや足袋のHPを見ると、

2012年11月 池井戸潤氏が弊社を取材されました。

とキッチリ記述があり、「陸王」の原作者は、きねや足袋を参考にさていることは事実のようだ。

ぼく
ランニング足袋の購入は、見た目も足先が2本に分かれていて、『オシャレでもなく、素人の僕が履くのは恥ずかしいかも』って僕は最初、躊躇した。

でも、買って人に見せても「カッコいい」って好評!!実際、履いて走っていても、世間の目は気にならないし、自分が気持ちイイだけ。「走る」ことが楽しくなる♪

 

 

あわせて読みたい

➡︎「ランニング足袋比較【Toe-Bi】と【きねや無敵】→『陸王』で話題の杵屋足袋を履いた感想」11月28日更新NEW!!

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追記:2017/11/26 

とうとうガイアの夜明けに登場!!

11月28日の放送(22:00〜22:54)

ランニングシューズ無敵がガイアの夜明けで特集が組まれる
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ランニング足袋『きねや無敵(MUTEKI)』
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