
今日の本は、愛知県岡崎の観光農園「ブルーベリーファームおかざき」の畔柳さんの本です。

この記事の目次
本日の読書「最強の農起業!」ブルーベリーファーム岡崎


「最強の農起業!ブルーベリー観光農園で失敗しない農業経営」畔柳茂樹著
本【最強の農起業!】を選んだ理由→観光農園を学ぶ
農業について学びたい。
観光農園がどういったものなのか?
いちご狩りは聞いたことあるけど、フルーベリー狩りははじめて。なぜブルーベリーなんだろう??
ぼくが気になったところ(抜粋)
- 短期間で高収益の3本柱
・素人でも可能な「無人栽培」、「観光農園システム」、「IT集客」
- お客様とダイレクトにつながる農業が必須。
- 農園の理念
「農業を通して、新しい価値を提供し、活力にあふれ、明日への希望に満ちた社会及び好きなことを仕事にして自分らしく生きられる社会づくりに貢献する。」
- 農業のビジョン
「最高品質のブルーベリーを提供する」「ブルーベリー狩りという新しい価値を創造する」「おもてなし農業を実践する」
- ブルーベリーを売るのではなく、「体験」を売っている。
- 「戦わなポジショニング」「1点集中主義」「生産性向上」
- 団体客を受け入れない個人専用観光農園
- 価格設定はお客様をセグメントを決定づける大きな要因
- 生産性の発想が乏しい日本農業
- 人の育て方もブルーベリーと同じ→子ども、社員などを育てる際に、環境を整えることがいかに重要か
- 小規模の農家が生き残っていく道は、お客様とつながっていけるような農業を実践していくことだ。
書評:【最強の農起業!】を読んでぼくが感じたこと
この著者のおもいに一番感銘を受けた。
巻末にのってある参考文献を見ると、本田健・神田昌典・野口嘉則・河合隼雄・本多静六・ジェームスアレンなど、ぼくが大好きな著者の本がたくさんあり、この人の価値観に興味があると思った。
この本は、ブルーベリー観光農園について書かれていますが、著者の畔柳さんの熱い強いおもいが込められており、ぼくは手段であるブルーベリー観光農園のお話も、もちろん勉強になったが、それ以上にそのおもいに感動した。
あとがきに引用されている上田紀行さんの『生きる意味』の一節をぼくなりに要約した。
「他者の欲求」の中で生きさせられ、「他人の目」を過剰に意識させられ、他人が望むような人になりなさいというこの世の中。『生きる意味』を失っている。
自分で『生きる意味』を創造する。それが自分らしく生きるということ。
この本のおかげで自分の生きる意味について、考える時間を持つことができた。
今日もまた素晴らしい本と出逢えた。
農園のブルーベリーファームおかざきにぜひ行ってみたいと思った。
「畔柳 茂樹『最強の農起業!』出版記念講演会 in 名古屋」に参加!
「畔柳茂樹 出版記念講演会 in 名古屋」に参加してきました。
TBS系列「つぶれない店」でCMも挟んで20分近くVTRで放映
追記:7/29 TBS系列「つぶれない店」でCMも挟んで20分近くVTRで放映されました
http://www.tbs.co.jp/tsuburenai-mise/onair/onair_contents_20180729_2.html
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