【感想】「苦しかったときの話をしようか」森岡毅→自分と向き合う時間がもてる本!

「苦しかったときの話をしようか」元USJマーケター森岡毅の本

「これからの人生について」

人は、自分の人生の生き方について節目がある度に考えると思いますが、ぼくもそうですが普段は日々の忙しさに流されてなかなか「自分」と向き合う機会が少ないです。

この本は就活で悩む娘さんにむけて書かれた本です。著者は、「USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?」を書いた森岡毅さん。

 

就活する人に向けて書かれた本ですが、ぼくが読んでも自分の人生を振り返ることができ、今後について改めて考えさせられた1冊となりました。

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本日の読書「苦しかったときの話をしようか」森岡毅

「苦しかったときの話をしようか ビジネスマンの父が我が子のために書きためた『働くことの本質』」森岡毅(著)

本の著者:元UFJマーケターの森岡毅さんとは

元USJのマーケッター森岡毅(刀CEO)

経営危機のあった USJ に導入し、わずか数年で経営再建したマーケターの森岡毅さんです。

USJを退職後、マーケティング精鋭集団「刀」を設立。

マーケティングとは「組織革命」である。森岡毅

【感想】「マーケティングとは『組織革命』である。」森岡毅→一人のサラリーマンでも会社を動かすやり方を学ぶ!

 

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本の内容:「苦しかったときの話をしようか」森岡毅

本の目次
  1. やりたいことがわからなくて悩む君へ
  2. 学校では教えてくれない世界の秘密
  3. 自分の強みをどう知るか
  4. 自分をマーケティングせよ!
  5. 苦しかったときの話をしようか
  6. 自分の”弱さ”とどう向き合うのか?

就職活動に悩む娘さんの為に書かれた本で、「生き方」について書かれた本です。

森岡さんの本は、他の著書でも「高校生にむけて」「大学生にむけて」書いたとありますが、もう少し難しい内容になっているとぼくはいつも思います。

 

今回の本も、学生よりもむしろ社会人に響く本です。

若い方だけでなく、30代・40代の人にも自分のキャリア・生き方を考えるうえで参考になる本です。

 

本の前半部分は「頭」で読んで、後半部分は「こころ」に響く内容になっていて、良い意味で期待を裏切られました。

 

森岡さんの理屈っぽい感じかなぁとフムフムと読んでいるうちに、途中から感情むき出しの泥臭いところに共感でき、感動しました。

 

この世界の残酷な真実だ。

  • 神様の正体は「確率」であり、1つ1つの事象の配分は極めて平等に”ランダム”に行われているが、結果には”偏り”がある。
  • この世界の残酷な真実だ。
  • 「神様のサイコロで決まった”もって生まれたもの”を、どうやってよりよく知り、どうやって最大限に活かし、どうやってそれぞれの目的を達成するのか?」

生まれた環境が違ったり、身体的な生まれ持った能力も人それぞれ違います。

身長が高い人、低い人。

イケメンな人、そうじゃない人。

 

その持って生まれたものって、平等ではない。

それぞれ違うのです。

 

これは、事実であり現実です。

この現実を受け止めないことには、何も前には進みません。

人によっては、受け入れがたいことかもしれませんが、真っ正面にそこに向き合うところからスタートです。

 

人生は自分で選ぶことができる

  • 最大の希望は、「それでも選べる」ということだ。
  • 自分の人生をコントロールする”選択肢”を握っているのは実は自分自身しかいない。

ぼくがこの本を読んで一番熱を感じた部分です。

与えられた環境や状態であったとしても、ぼくたちはその後の人生は、「自分で選べる」ということです。

 

ぼくは、この5年間で若い人を中心に300人以上面接してきて感じることがあります。

それは、多くの人たちは、「選べる」ことを知らなかったり、「自分で選択している」ことに気がついていなかったり、そもそも「選択」することをあきらめている人たちがあまりにも多いです。

 

その人たちに、ぜひこの本を読んでもらいたいです!

自分を「知る」ということ

日本の最大の課題の1つは、Self Awareness(自分のことを知っている度合い)が強い子供をもっと増やしていくこと

この本を読んでいて、ぼくがもうひとつ気づいたことは、日本の教育って、

「自分と向き合うこと」について教えてくれないし、考える機会が少ないです。

 

あるとしたら、就職活動の時にはじめて「自己分析」をしたり「将来」について考えたり、「自分と初めて向き合う」のかもしれません。

 

「他人のことを考えなさい」とは言われますが、「自分のことを考えなさい」とは言われません。他人のことばかり考えてきた結果、他人の目線を気にして生きてる人を量産してきたのが、今の大人たちです。

 

自分と向き合わないから、「じぶん」のことがわからないのです。

「じぶん」がわからないから、「じぶん」の好きなことがわからなかったり、将来したいことがわからないのです。

これは、ぼくたち大人にも言えることですが、「自分と向き合う」ことを大切にしたいと思いました。

無知の知

  • ”わかる”ということは、何がわからないのかを、わかることである。
  • 君の不安は、わからないことをずっと放置してきた”うしろめたさの闇”から溢れ出てきている。

「不安」って、知らないから「不安」になってしまいます。

また、「知らない」から触れたくないのです。

 

そもそも知ってしまうと、ちっぽけな自分に気づいてしまうので、それを受け入れることができない人は、知らない方がその人にとってはしあわせなのかもしれないです。

 

心地よい「均衡」を意識的に壊す

  • 人間は、気持ちよくなるとすぐに成長を止めてしまう生き物だ。
  • うまく行っているときほど自分の心地よい”均衡”を意図的にこわさねばならない。

順調にいっていると、無意識に満足してしまい、それ以上前に進もうとしないです。

危険なのは、「無意識」ということです。

 

自分では意識していないくても、そのバランスがとれた位置にいてしまいます。

順調にいっている時ほど、自分と向き合い、自分の場所を確認して前に進み続けたいです。

 

人が最も苦しいの時は、自己評価が低い時

  • 人が最も苦しいのは、自己評価が極端に低くなっているとき。
  • 自分自身で自分の存在勝ちを疑う状況に追い込まれたときだ。

過去自分を振り返っても、苦しい時って、「自己評価」が低い時だなと確かに思います。

自分の能力は、変わらないはずなのに、苦しい時って「すべて自分がダメになった」ように感じてしまい、ますますダメになってしまいます。

 

この時も大事なことは、「自分を客観的に見て、自分と真っ正面から向き合うこと」だと思います。

 

様々な苦労をしてきた著者は言っています。

「きっと何とかなること」を覚えておいてほしい

苦しいときほど忘れてしまったり、信じることができないかもしれませんが、著者の森岡さんは人は誰しもそういう時がありますが、必ず「何とかなる」と書かれています。

 

書評のまとめ「苦しかったときの話をしようか」森岡毅

他人の良いところ悪いところは見えたとしても、自分のことって見えないのでわからないです。

自分のことって、「自分のことを知ろう」って意識的に心の矢印を自分に向けないと、わかりません。

 

苦しい時ほど、「自分のこと」を知っておかないと判断を間違ってしまいます。

 

ぼくは38歳ですが、ぼくですら、まだこれから選択の連続で、自分で自分の人生を選んでいくのです。

自分が思う「正しい」選択できるように、「自分を知る」作業はたいせつにして、毎日の連続する「選択」のひとつひとつを大切にできるような生き方をしていきたいと思いました。

ぼく

この本は最初から最後まで、娘とうまくコミュニケーションがとれないお父さんの満ち溢れた「愛」を感じるあたたかい本でした (^ ^)

 


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