「勉強」って社会人になってから、いかに勉強するかが大きくその後の人生を分かれていく。
ぼくは「本の読み方」を勉強するなかで、たくさん脳についても学び、学習法にも興味津々。
ビリギャルの坪田先生は、まさに教えるプロ!!
そんな坪田先生が語る勉強法はぜひ知りたい。
この記事の目次
本日の読書「どんな人でも頭が良くなる 世界に一つだけの勉強法」
「どんな人でも頭が良くなる 世界に一つだけの勉強法」坪田信貴(著)
ビリギャルの著者:坪田信貴さんとは
学年で成績ビリだったさやかちゃんを、1年で慶応に合格させたことが書かれた本で大ヒットした坪田先生。
名古屋で、「塾生の人生を応援する」というコンセプトの「坪田塾」を経営しています。主な対象は、中学生・高校生・浪人生です。大学受験が専門。(引用:オフィシャルブログより)
自分自身の可能性を信じること
自分自身の可能性を信じることさえできれば、その奇跡は必ずあなたも起こすことができます。
ビリギャルのさやかちゃんに起こった奇跡と同じような奇跡は、誰にでも起こすことができる。
「自分自身の可能性を信じること」つまり、自分を信じることができるかどうか。
自分を信じるためには、小さな成功体験の積み重ねだと思っている。
成功体験とは、「うまくできたかどうか」ではなく「行動したかどうか」だ。
つまり、行動してうまくいかなくても、それは「行動した」って事実をつくったことが、その人の成長になる。「行動した」ってことが、ぼくは成功体験だと思う。
「自分を信じる」とは、よりたくさんの挑戦をし行動した結果、得られるものだ。
- 日本という国は、勉強嫌いを作る国だと僕は思っておもっています。
- 日本人の9割は勉強が大嫌い。
個人の差を無視して、同じやり方で勉強を教えようとする日本の教育システムが、子どもを勉強嫌いにしてしまう。
確かに、漢字や英単語を何十回も書き続けることに疑問を感じていた。
目的を持って何度も書く時と、やらされて何度も書く時とでは、同じ「書く」でも意味が変わってしまう。
勉強の目的は?
- 勉強の目的は、個人の成長
- 成長とは、「できなかったことが、できるようになること」です。
- 僕が言う成長とは、自分を改善していくこと。
ぼくが20代の頃、尊敬する社長から「あなたにとって『成長』って何んですか?」ってポンって質問されたことがある。
ぼくは普段から「成長したい」って言っていたにも関わらず、明確に言語化して答えることができなかった。
その社長は、言葉のひとつひとつを明確にしておいた方がいいよって、教えてくれた。
成長とは?勉強とは?
人間は「種」ではなく、「土」
SMAPの「世界に一つだけの花」より
僕たちは「一人一人違う種を持つ」存在だとあの曲では歌わている。しかし僕は、人間は「種」ではなく、「土」ではないかと思う。
種に相当するのは、「課題」と「方法」です。
課題とは、学校の教科や学問分野、社会にでてから学ぶべきスキルなど。
方法とは、それをいかに習得し、収穫を得るかという手立てです。そして僕らは、それを育てる「土」です。
土によって、稲が育ちやすい土壌もあれば、トマトが育ちやすい土壌もあるのに、学校教育では全員に同じ種を植えようとする。その学校が選んだ種がうまく育った土壌は「優秀」とされ、うまく育たない土壌は「ダメ」のレッテルを貼られてしまう。
たいせつなことは、自分の土壌にあった種を見つけること。
それがこの本で坪田先生が伝えたい「自分だけの『世界に一つだけの勉強法』」だ。
僕たちはもともとオンリーワンなのではなく、これから、成長した先にオンリーワンになっていくのです。
ぼくがこの本で、特に響いた部分だ。
「成長した先」にオンリーワンになっていくって発想はしっくりくる。
勉強した先に、オンリーワンがある。
メモしておきたい言葉だ。
勉強はアウトプットを意識する
- 理解とは、人に説明できるようになること。
- 勉強をする時はアウトプットを意識すると、理解につながりやすなくなる。
ぼくは仕事でスタッフに教えたり、話をする機会が多い。
特に読んでいいなって思った本の話をしたりすると、その本の内容がよりじぶんの中に残る。また、本を読んでいても、「これ今度話そう」って、人に伝えることを前提に本を読んでいる。
このブログの目的のひとつもそうだけど、
アウトプットをすることによって、より深く学ぶことができる。
教師やセミナー講師って、学ぶのに良い仕事だな。
いい仕事とは
- いい仕事とは①ワクワクすること②儲かること③社会貢献になること
- 本当に成功する人、一生成功し続ける人は、共存共栄的な社会を目指して「人のために」働く意識を持っています。
いい仕事の3つの条件がそろわなければ、長く続けることができない。
うまくいかない時は、確かにこの3つのうち何かが欠けている。
ワクワクしてはじめたのは良いけど、儲かりだすと、「儲ける」ことを目的にしてしまって、「①ワクワクすること」が欠けてしまったりすることがある。
「しあわせ」を追求して仕事をする限り、自分たち『だけ』がしあわせ」はありえない。「しあわせ」な状態になっている時は、自分たち『だけ』ではなく、そのまわりの人も結果的に「しあわせ」になっているハズだ。
まわりの人たちが「不幸」であるならば、自分たちが「しあわせ」にはなれない。
ぼくが今まで、まわりの人をしあわせにすれば、自分もしあわせになれると思っていたけど、
逆だ。
順番は、自分が先である。
自分がしあわせになってはじめて、他人にしあわせを配ることができる。
しあわせを感じていない人が、他人をしあわせにできるハズがない。
書評のまとめ「どんな人でも頭が良くなる 世界に一つだけの勉強法」
よく世間で賞賛さてているSMAPの歌の歌詞。
ぼくは感動して終わっていたけど、坪田先生の歌詞を掘り下げた考え方は勉強になった。
「世界に一つだけの花」の歌詞は、人それぞれの解釈があって良くて、正解はない。
それでも、ぼくは歌詞をみて『いい歌だな』って思って、思ってそこで思考がとまっていた。さらに掘り下げて考えると、自分なりにもっと深いところまで考えを広げることができるんだなって感じた。
「オンリーワンになっていく」って考え方が、ぼくのメガヒット語。
今度は、ぼくがそれを伝えていきたい。
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