「日本再興戦略」落合陽一→【感想】日本の歴史から学び直したい

なにかと海外に憧れたり、欧米の思想を学ぼうとしたり、外に外に求めがちになってしまう。

 

この本を読んで、わかった。

 

日本には、もともと素晴らしい文化や思想があった。

まずは、自分たちのことを知ることからはじめないといけない。

 

 

落合さんはメディアで「天才!科学者」としてよく出ているが、日本再興への熱い想いと、実際に行動されている姿に感動した。

本日の読書「日本再興戦略」

「日本再興戦略」落合陽一(著)

著者:落合陽一さんとは

ネット上では顔芸で有名。

1987年生。日本の研究者、大学教員、博士(学際情報学)、メディアアーティスト、実業家。ピクシーダストテクノロジーズ株式会社 代表取締役社長、筑波大学 学長補佐・デジタルネイチャー推進戦略研究基盤 基盤長・図書館情報メディア系 准教授 デジタルネイチャー研究室主宰(引用:ウィキペディア

日本が自信を取り戻すために大事なこと 

日本が自信を取り戻すためにまず大事なことは、「過去において日本は根本的に何がすごかったのか、何がすごくなかったのか」について我々の常識を更新しながら考えること

落合さんは、時代の最先端をはしっている方なので、先端の話が書かれているとおもっていたけど、過去の歴史をキッチリ学ばれていて、それに基づいて理論立てられているのにビックリした。

改めて、歴史を学ぶって大事なんだと感じた。

 

高度経済成長の正体

高度経済成長の正体とは、「均一な教育」「住宅ローン」「マスメディアによる消費者購買行動」の3点セット

つまり、国民に均一な教育を与えた上で、住宅ローンにより家計のお金の自由を奪い、マスメデイアによる世論操作を行い、新しい需要を喚起していくという戦略。

「均一な教育」によって、同じ価値観を植え付けて、同じような考えを持つような人をつくって、「住宅ローン」によって『自由』を拘束して、「テレビや雑誌などのメデイア」をつかって、みんなに同じテレビや冷蔵庫を買ってもらい、効率よく販売していき、同じ消費行動を起こさせていく仕組み。

 

本当におそろしい。

無意識に刷り込まれていることがこわい。

 

戦後は、このおかげで日本は大きく成長できたのだと思うけど、時代はどんどん変化している。

 

しかし、その埋め込まれた価値観をもっている親に育てられた子どもたちは、それが「普通」になってしまっている。

 

時代は変わっているのに、過去の価値観で生きている人たち。

時代に取り残されていることにすら気づいていない。

 

それが、「安心」だと思い込んでいる。

 

「欧米」というユートピア

「欧米」というものは存在しません。欧州と米国はまったくの別物です。欧州と米国が一緒だと思っている西洋人は誰もいません。「欧米」とはユートピア(どこにもなく場所)であり、日本人の心の中にしかないものです。まずは、この日本人の頭の中にあるバイアスを確認しないと、日本の再興戦略を考えることはできません。

ぼくも「欧米」って、言葉を使っていた。

 

いかに自分は考えもせずに「欧米」って言葉を使っていたかって反省する。

 

「欧米」って使う時は、確かに「日本」も「欧米」のことも知らないのに、「日本にはなくて、理想って思っていること」=「欧米」って使っていた。 

 

「公平」と「平等」

公平にこだわり、平等にこだわらない日本人
平等とは、対象があってその下で、権利が一様ということです。何かの権利を一ヶ所に集めて、それを再分配することによって、全員に同じ権利がある状態を指します。それに対して、公平はフェアだということです。システムの中にエラーがないことや、ズルや不正や優遇をしないということです。

日本語って本当におもしろい。

「公平」と「平等」について、めちゃ勉強になった。

 

この本に書かれている例が下記↓

 

日本人は、センター試験でカンニングなどの不正が起きると怒るくせに、公教育に地域格差があったり、教育機会の差がある人が同じセンター試験を受けることに対しては無頓着です。

センター試験さえ公平に設置され、公正に行われれば、文句を言いません。すなわち、日本人はゲームがフェアであることには意識するけれども、権利が平等であることはあまり意識しないのです。 

ぼくも「公平」にばかりに意識がいっていて、「平等」ではなかったことに気が付かなかった。

日本の歴史・文化を学ぶ必要性

アメリカにはアメリカの良さがり、欧州には欧州の良さがある。

それぞれの良いところを学べ取り入れることができれば、より良いものができる。

 

しかし、まずは基軸となる自分たちのことを知ることが大事だ。

日本の歴史・文化を知り、自分たちを知って、はじめて海外の国の歴史・文化と比較することができる。

 

自分たちの国のことを知らずに、ただ理想ばかりを追い求め、それが「欧米」という言葉を生み出し、足元をきっちり見ることができていなかったことを反省する。

 

Daniel tseng 252379
日本の江戸時代は、地方都市が「藩」と呼ばれ、大名という殿様がその藩を納め、藩ごとにいろいろルールが決められ、非中央集権の地方自治だった。

ビットコインなどの仮想通貨は、非中央集権のブロックチェーンの技術を使っている。非中央集権のこのシステムは、日本との相性は良いはずだ。

 

世界を見ると、キリスト教もイスラム教も、一神教である。しかし、日本にはいろんな神様がいる八百万状態だ。

宗教をとっても、日本はアメリカや欧州と比べても、独特な思想をもっている。

 

日本は北から南まで、四季があり環境が違う。

特に戦前の日本の教育や文化に興味を持った。

 

これからビジネスをやっていくうえでのヒントになる。

 

未来のテクノロジーについて 

Robot 2301646 1280
  • 自動翻訳が劇的に普及
  • 自動運転タクシーを安く使えるようになる
  • 次世代通信システムの5G(現在は4G)
AIやロボットの発展はもちろんのこと、車の自動運転が普及する。また、今携帯電話の画面の左上にある「4G」という通信システムが、次に「5G」になった時は、さらに通信速度が上がると、あらゆるものが大きく変わる。
 
通信速度があがると、安全性・正確性があがり、医療や介護も遠隔でロボットでできてしまう。通信は「3次元の空間」を共有することができるので、スポーツ観戦も立体的にその場にいる感覚で見ることができてしまう。

 

書評まとめ「日本再興戦略 落合陽一」

未来のことを考える為には、まずは自分の今の位置を知ることが大事。

自分の位置を知る為には、全体を知ったうえではじめて自分の場所がわかる。

 

全体を知るためには、成り立ちから知る必要がある。

そこに本質がある。

 

ぼくたちは、いかにメディアを通して、無意識に「普通」が埋め込められ思考停止していたかということと、「欧米」という理想が「素晴らしい」と思い、日本にもともとあったはずの尊いモノを置き去りにしていたかということを学んだ。

 

日本の思想の成り立ちから、AI、自動運転、5G、ロボット、ブロックチェーンなどの未来のテクノロジーまで、歴史から未来まで考えることができる本だ。

 

ぼく
注釈をおっていけば良いけど、難易度が少し高いので、サラっとは読めない。内容はめっちゃ濃く、今の時代を生きる人は必読!!がんばって読みたい本だ。めちゃオススメ!!
未来にワクワクして、興奮して読んだ

 

最後に、

あとがきにも書いてある落合陽一さんの言葉。

いまのぼくにすごく響いた。

Summary 
Review Date
Reviewed Item
「日本再興戦略」落合陽一
Author Rating
51star1star1star1star1star

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です