ぼくは、19歳のときから飲食店ではたらいている。
途中3年半は、営業の仕事もしたけど
ほとんとが飲食業。
ラーメン屋、居酒屋、焼き鳥屋、カレー屋、パン屋…
店舗数でいうと、40店舗以上ではたらいたことがある。
ただ、ぼくは料理ができません。
料理ができないひとです。
よく同じ飲食業界の人に怒られます。
「おまえは、本当の飲食をわかっていない」と。
ぼくもそうだと思っています。
商売人になりきれない自分
商売とは、売るモノをまずは好きになれないと売れない。
基本的なこと。
ぼくは、料理を生きがいに生きているひとにはかなわない。
それ以前に、商売人にぼくは勝てない。
(勝つ勝たないはどうでもよいのですが)
なぜなら、ぼくは商売人になれないから。
ぼくは頭では、商売はしようとするけど
こころで、商売することができない。
この世の中で生きていくのに、
極力、頭に商売理論をいれて、商売する人の言語を覚えて、その世界では会話をして、生きていける努力はしている。
頭ではそれなりに商売人として、それっぽいことはやっています。
でも、どこまでいってもそれは本物ではない。
ただ、
ぼくは飲食業はすき。
それは、料理が好きとかではなく
人がすきだからだ。
ぼくが売ってきたものは、商品ではなく、人だったんだと思った。
商品はたいせつだと思っているけど、好きになろうと思うけど。。。
自分にはウソがつけない。
ぼくは、人がすきだ。
自分もすきだし、スタッフもすきだし、お客様もすきだし、はじめて出会うお客様もすきになりたいと思って接っしている。
モノが好きで、モノを売ることができるのならば、
ぼくは、
ヒトがすきで、ヒトを売ることができるはず。手段として料理をつかって。
それがぼくの飲食業としの目指す姿です。
ぼくは飲食業がすきです。なぜなら、人がすきだから。
ただ、ぼくには大きな結果がでていないので、商売としては正しくないやり方なのかもしれませんし、考え方がまちがっているのかもしれません。
ぼくは商売として頭で、基準のラインまでもっていき、その先は「こころ」で活動をしていきたい。
そのために、商売の言語も学ぶし、学びたい。
その先にある目的のために。
商売をまなび、同時にこころを磨いていきます。
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