オンラインサロンをつかって、凡人でも影響力がもてるようになり、お金を自分でうみだせるようになる!
この本は、「オンラインサロン」に入会して、どのように自己紹介して、どのように発信したり、活用していけばよいのか、
それらを、誰にでもわかりやすく丁寧に書かれた本だ。
この記事の目次
本日の読書「人生が変わる『オンラインサロン』超活用術」
「副業・人脈・好きなこと 人生が変わる『オンラインサロン』超活用術」中里桃子(著)
著者:中里桃子さんとは
中里桃子さん、日本で唯一のオンラインサロン運営を専門としている株式会社女子マネ代表取締役。
広告・イベント会社勤務を経て独立。2013年に立ち上げた読書会では、主催をはじめて半年で毎月100名を超えるイベントに成長させる。
現在は、個人・法人20社以上のコミュニティマネージャー・顧問として活動中
オンラインサロン超活用術の3つのステップ
オンラインサロンをなんとなくやっている人にとって、この「3つのステップ」を意識することで、目標をもって取り組むことができる。
- オンラインサロンを「使いこなす」とは、「目的に合った、人脈をつくり、自分の日常にこれまでなかった変化をもたらすこと」
- 「人脈とは、自分が貢献できる相手のこと」
人脈の定義は、「なるほど!」と頷いた。
人脈とは、困ったときに助けてもらうとか、向こうから何か受け取るのではなく、こちら側から動き「貢献」すること。納得!!
あなたを脇役から主役へと変えてくれる経験をつむ
受け身でいる限り、何もかわらない。
オンラインサロンも、「自分ゴト」として主体的に動くことが重要。
不都合な状況に対して、「自分でなんとかできる」と思っている人と「主催者が、誰かがなんとかしてくれないかな?」と思っている人では、見えてくるものが違う。
同じ事実に対しても意識によって、受け取るものが変わってくる。
コミュニティは環境のお試しができる
家族や会社は易々と変えられないが、コミュニティはいくらでもお試しができる。
オンラインサロンならではのメリットのひとつ。
新しい環境に気軽に自分を置くことができる。
ぼくも飲食店をやっており、勤務時間がながくお店を離れることができないため、外にセミナーに行ったり、イベントに参加したりするのは難しい。
オンラインサロンは、その問題を解決してくれた。
イベントは都市部で行われることが多いので、地方でもネットによって今はまなべることは、本当にありがたい。
他者を鏡とするためにサロンに入る
- 「他者を鏡にして自分を知る」という視点でサロンを活用する
- オンラインサロンでは、普段の自分が付き合っている人とはまったく別の人と交流することになります。いまの環境で普通、とくに価値があるとされていないスキルやその人の特性が、他の場所に行ったら評価される、ということはよくあります。
いつも同じ環境にいると「当たり前」になっていることを意識することは難しい。
環境を変えると、はじめて気づけることもある。
オンラインサロンでのふるまい方
【人とつながりやすくなる「自己開示」のコツ】
→自己開示をして、絡みやすい人になる
→あなたの目的や強み弱点は、極力伝えてあげる。
まずは自分から開くということが大事。相手が開くのを待っていてもはじまらない。
自己開示することにより、自分の情報を伝えることにより、相手が共通点や興味を持つことができ、相手とコミュニケーションがとりやすくなる。
「好感を持たれる」をデフォルトにするポイント
→コミュニケーションは話すより「聞く」
これポイント!!
つい頑張ってしまって、話そうとしてしまうが、「聞く」ことが大事。
自分が話をたくさんすると、「自分」は満足度は高いけど、相手は疲れただけで終わってしまう。「聞く」ことを意識したい。
「発信」することについて
【発信の目的】
「自分を必要としている人と出会うためのもの」だと思っています。
そして、必要としている人と出会うためには、自分は何ができる人で、どんな強みがあうって……と分かっていないと、必要としてくれる人に出会う発信は出来ません。
だからこそ、「発信力」を高めるためには、まず1人1人と向き合い、受け取る力を高め、必要なものを理解したうえで、発信するということが大切なのです。
サロン内で発信する際のポイントが、ぼくは心惹かれた。
発信する際に、まずは「1人1人と向き合い受ける力を高め、必要なもの理解する」ってところが大きなヒントだ。
自分の声を届けたいときには、まずはどういう風にメッセージを届ければ、相手が受け取ってくれるのかを知ることが大事。矢印は自分にむけるのではなく、まずは相手に向けてからだ。
影響力のもちかた
- 人の影響を受けることが、影響力を上げる一番の近道
- 自分より知識や経験がある人にひたすら「影響を受け続けた」
- 相手を喜ばせる一番の方法は、教えてもらった方法で結果を出すこと。
ぼくはこの部分が、凡人が一番知りたいところでもあり、やれば誰でもできること。
そして、誰もがやらないことでもある。
教えてもらったことを素直に実践して、その結果をフィードバックする。
自分がいざ教える立場になったときに、この「教えたことを実践してくれること」ほどうれしいものはない。
やってみたけどできなかった報告、もアリです。ただし、見返りを求めない。
見返りを求めてしまうと、もしその返答がなかったときに、ガッカリしてしまい気持ちが落ちてしまう。
最初から見返りを期待せず、実践して報告することが、教えてもらったことに対する感謝の気持ちのあらわし方だと思って、やっていきたい。
影響力を発揮する練習を、オンラインサロンを活用しよう
影響力を発揮するための練として、オンラインサロンの中で、
- 短期的で
- 変化が明確な活動を立ち上げる
のです。
それは、サロンによっては「サークル」や「部活」、「勉強会」と呼んでいるものになるでしょう。
「発信」の仕方もオンラインサロンで練習できる。これはありがたい。
「ふつうの人」には、発信する場所がない。
アウトプットすればするほど、インプットができ、成長できるのだが、「ふつうの人」はインプットして終わり。
この差が、人生の差となってしまう。
オンラインサロンは、情報発信の絶好の練習の場だ!
信頼をお金に換える
「ふつうの人」にとって、ここからが未知の世界。
「自分で稼ぐ」。
オンラインサロンで「発信」し築きあげた信頼を、次にお金につなげる。
これができればステージをひとつあがることができる。
仕事でうまくいっている人は、総じてこの金銭に交換するまえの無償でのやり取りで信頼残高を積んでいることが多い。
私自身も、副業をはじめて5年経ってから独立しましたが、最初の3年は自分に入ってくるお金は本当に0円でした。
すぐに現金を得ようと焦りのはダメ。
書評のまとめ「人生が変わる『オンラインサロン』超活用術」
この本が何がすごいのかって、著者がスタートが「ふつうの人」だったってところ。
これまでコミュニティ本や人脈本などあらゆる本が出版され、勉強になる本もたくさんあった。
たとえば、漫画「宇宙兄弟」コルクの佐渡島さんの本は、コミュニティの本質についてめちゃくちゃ勉強になった。
ファンビジネスの本なら、「ファンベース」佐藤尚之(著)。仕組み作りの参考になり、取り入れた。
しかし、凡人のぼくからしてみれば、彼らは優秀すぎる。
だから、「ふつうの人」が書かれているこの「オンラインサロン本」には、実に凡人がつまづきやすいことがキッチリ書いてある。
何も考えずに読んでしまうと、「そんなんわかってるよ」って感じるところもあるかもしれないけど、ぼくはそこが勉強になった。
イチイチ書いてくれていることがありがたい。
オンラインサロンに入ったときの不安や苦労したこと、うまくいったことなど、この本を読んでその感覚を思い出しだ。オンラインサロン初心者が、悩んだり不安に思っている人の気持ちを明確に捉えている。
自分がオンラインサロンをつくるときに、この本は見返したい。
この本の対象:ふつうの人、もしくはふつう以下だと思っている人(ぼくを含む)
オンラインサロンで新しい自分をつくっていくことは、ハードルが低く何度も挑戦でき、良い環境です。ぜひ、挑戦してみましょう!