【感想】14年前に速読法<フォトリーディング>を受講しまくった結果、今の読書への効果はどうなのか?

14年前当時、23歳。

独立したいと思うけど、お金も力も知恵もなく、将来に希望がもてない23歳だった。

 

フォトリーディングを知ったのは、神田昌典さんの著書「非常識な成功法則」を偶然、本屋で手に取ったのがスタート。

ぼくが全く本を読まなかったのに、あまりにも人生の先行きが見えなく希望がもてなかったので、思わず普段行かない本屋にいって、「成功」という文字にひかれ手にとった。

 

 

当時のぼくが人生が変わるくらいの衝撃の本だった。

 

 

 

自己啓発だとか言葉も知らない中で読み、この本を読んでめっちゃワクワクした。

 

そして、そこに書いてあった本をパラパラしながらあっという間に本が読めるという魔法の能力「フォトリーディング」に興味をもった。

 

速読法フォトリーディングの講座に申し込む!!

フォトリーディングに興味をもったけど、学ぶのにどうすればよいのか?調べたら、講座があった。金額を調べたら、びっくりした!

 

 

11万円!!

 

セミナーに11万円とか生活がやっとのぼくは意味がわからなかった。

 

しかし、カセットテープの通信でも学べて、それだと7万円くらいだった。当時はセミナーにいくってことをしたことがなかった。

 

お金もないけど、どうしてもフォトリーディングが気になってしかたなかったので、セミナーか通信か悩んだけど、安い方の通信にした。

 

人生での自己啓発の教材の購入。

 

 

ワクワクしながら、教材の到着を待った。

 

教材が届き、当時はカセットテープ。カセットテープが8個と教材が何冊か入っていた。

感想としては、カセットテープだと、なんか波の音とかリラックスする音とか入っているけど、全然フォトリーディングがわからない。

 

カセットテープの教材によって、ますますフォトリーディングへの興味をそそられただけの7万円投資だった。

 

結局、勇気をもって11万円の大阪のセミナーに申し込んだ。

当時のぼくの貯金は12万円。今思えばよく申し込んだ。

 

11万円のセミナーは3日間あり、ぼくにとってはじめての大きな買い物であり、はじめてのセミナーであり、名古屋から大阪まで移動代まで支払って、当時のぼくのすべてを投資した。

 

セミナーの間ずっと、「11万円かかっていて、この1時間で何万円かかっている」と計算してしまう。もとをとらないとって、すごく集中して1分1秒が惜しかったことを覚えている。

 

あの時の、初めてのセミナーということと、セミナー中の1分1秒がどれほどお金がかかっているのかという緊張感は、年をとってしまった今のぼくにはもう味わうことができない感覚だ。

 N879 paipuisutotukue TP V

フォトリーディングのセミナー受講

フォトリーディングのセミナーは、アメリカのセミナーからもってきたセミナーなので、その空間が独特だった。

 

聞きなれない音楽や、見慣れないおもちゃが机の上にあったり‥

 

これも全て心理学に基づいた空間作りだったとは、当時は考えもしなかった。

 

 

ただ純粋にその空間に見事にのまれて、フォトリーディングはやればできるんだって思い込まされて帰ってきた。

 IMG 276D3ABD0BD1 1

(14年前の受講証とテキストがまだ持っていた!)

フォトリーディングのセミナーの受講後の感想

フォトリーディングは、頭の運動や集中することが多かったり、とにかく頭をよく使った。

 

帰りは、なんだか頭がオーバーヒートして、普通の人となんかぼくは違うモノを学んだ感があった。

 

・・・

・・・

 

ただ、時間が経つにつれて、魔法がとけてきた。

 

 

ぼくは理論的に理解できないと、納得できない人。

講座中は、あの独特の雰囲気にのまれて、感覚的に納得してしまっていたことなど疑問がたくさんでてきて、「再受講したい」と思って、それから何度かフォトリーディングに通った。

 

セミナーの講師も人によって、教え方が全然ちがっておもしろかった。

理論派の伊東さんや、感覚の園さんをはじめ、その講師陣も様々で勉強になった。

 

 

再受講は、合計で10回以上は行った。

フォトリーディングの上達よりも、フォトリーディングのセミナーに通うことが上手(?)になった。

 

 

セミナーの運営自体にも興味を持った。

今思えば、いろんなノウハウがつまったセミナー運営方法だった。 

スポンサーリンク

フォトリーディングの再受講しまくった結果(効果)

7年間、再受講しまくって、

フォトリーディングを学んだ結果、

 

本に書いてあるようにパラパラ本が読めるように

 

・・・

 

・・・

 

・・・

 

なりませんでした。。。

 

フォトリーディングができるようにはなりませんでしたが、ぼくはたくさんのことを学んだ。

 Thought catalog 233189

実際のフォトリーディングを学んだ効果

まず、フォトリーディングという魔法の読書はできませんでした。

 

しかし、

 

読書に関しては23歳までは、23年間で本は2〜3冊しか読んだことがなかった。

それが、フォトリーディング受講後は、5年間1000冊は読んだと思う。

(※この5年間は1500冊、本を注文していた。)

 

 

1000冊読めば、それは人生観変わります。

 

 

1000冊読めば、読むスピードはあがります。

その当時は、普通の自己啓発や実用書であれば45分くらいで1冊読めるようになっていました。

 

フォトリーディングを学びはじめたおかげで、能力開発に興味をもち、記憶法・心理学・脳についてたくさん本を読み研究した。

それが今、自分が行なっている人材育成等に結びついている。

 

 

 

新しいことをするときは、まずは関連書籍を10冊ほど読んでから、新しいことをするという習慣になった。どんな分厚い本でも全く苦にならなくなった。

 

フォトリーディングという手法が良いかどうかは、いろんなご意見があると思うけど、ぼくは僕自身にとって人生をかえる大きなキッカケとなった。 

 

読書法に関しては、フォトリーディングだけではなく、ぼくが様々な読書やセミナーに通った結果、自分なりの読書法にたどり着いた。

 

この頃は、読書をするのにいかにスピードをあげるかに興味をもっていたので、読書スピードをあげるトレーニングはしていたけど、今はそこに興味はなくなった。

 

今のぼくの読書の目的はスピードではないので、読書スピードは落ちた。

 

しかし、少し前に巷で流行っている速読教室に体験で行ったことがある。

そこで、読書スピードをはかるテストを行った。

結果、その講師の方よりぼくの方が読むスピードが、はやかった。

 

 

ぼくの読書スピードは、巷の速読教室の1講師よりは速いことはわかった。

これもフォトリーディングがキッカケで学んだことのおかげ。

 

 

読書も大好きですが、読書法オタクです。それもまた書いていきたい。 

 

あわせて読みたい

速読の方法①〜⑦【誰でもカンタンにできる読書術のコツ】〜本嫌いを本好きにさせてしまう本の読み方

【本を読まない人にオススメする本ベスト4】(読書3000冊の本から厳選シリーズ)

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です