ぼくはずっとメモを取ることを大切にしてきた。
いいなぁって思ったことがあったとしても、時間が経てば忘れてしまう。それが実にもったいない。
メモすることについて、まとめたい。
ぼくのメモの歴史は、20代前半はフランクリン手帳、その後は普通のノートを複数使うやり方になり、現在は携帯アプリとPCでメモを管理している。
この記事の目次
仕事ができる人にみえる「フランクリン手帳」
ぼくは20代前半の時に保険の営業をしていた。
その時に使用していたのは、「7つの習慣」で有名なフランクリン手帳を使っていた。
フランクリン手帳は、ビジネスマンにとっては誰しもが通る手帳。
自分用に様々にカスタムできるので、これは非常によかった。
スケジュール、やりたいことリスト、TODOリスト、ほしいモノリストなど、いろんなことを書き込んだり貼ったりして、めちゃカスタムした。
いろんな手帳を試した結果たどり着いたのが「ふつうのノート4冊」
ぼくはいろんな手帳やノートを試しまくった。いろいろ買い漁って、いろいろ試した結果辿りついたのが、普通のB5のノート。
いろいろなノートを見て、最後は結局ふつうのノートに戻ってきた。
ぼくの場合、ふつうのノートが一番手に取りやすく、余計なところに気をつかわなくてすむ。
体裁やルールに縛られることなく、自由に気兼ねなく使える普通のノートが一番ぼくにとっては使いやすい。
しかも、ぼくが使うのは、無地の白のノート。
方眼紙や罫線があると、自由度がなくなり、その線によって型にはめられている感があり、クリエイティビティが下がってしまう。
今の一番のお気に入りの【ノート】は、LIFEの無地。
値段は高いけど、書き心地は最高だし、表紙や紙の質感が好き。毎日使うものなので、良いものを使いたい。持ち歩いて、カフェで開きたくなるノート。
ぼくの「ノート4冊」の使い分け
①いわゆるメモ用のノート
このノートは、とりあえず何でもメモする。
ノートにメモすると時系列でメモが残るのがメリット。メモをとる用のノートなので、時間がないと雑になったり、字が汚かったり、コーヒーがこぼれたり……。その全てがあとから見た時に、そのメモをとった時の感覚がよみがえる。
大事なところは、力強い文字で書いてあったりラインが引いていたり、一見雑にみえるようなメモであったとしても、あとでキレイにうつしかえたメモでは伝わらないものがある。
②保存用のノート
①のノートはとりあえず何でもメモするので、ぐちゃぐちゃなので、まとめる為のノート。①から②に書き写す作業が、アウトプットになり、書きながら復習とまとめができる。
③読書用ノート
本を読んだ感想とまとめ。
④クリエイティブノート(自己満ノート)
思ったことや、感じたことなど、自分のこころと向き合ったことを何でも書くノート。
よく喫茶店にこのノート1冊持っていて、このノートを見ながらいろんなことを書きまくった。
このノートを書くと、クリエイティブな状態になって、こころが整理される。
一番見ることが多いのがこのノート。
時には5冊になることもあったが、この4冊のノートのやり方は一番長く続いた。
今も家には使い終わったノートがたくさんあり、ぼくの宝物であり、どの本よりも大切なぼくが読みたいモノとなっている。
今のメモの取り方【Evernote(エバーノート)とWorkFlowy】
今は、基本はデジタルでメモを保存している。
デジタルのメリットは何と言っても、検索できること。
(メモに関しては、SHOWROOM前田さんの記事がわかりやすくまとめてあったので、それも参考になる。)
主につかっているアプリは、4つ。
①Evernote(エバーノート)②FastEver
仕事関係の売上や見積等、お店の電球の型番、スタッフの情報や面談内容、読みたい本、ミーティング内容、自分の服のサイズ、名刺……、ありとあらゆるものをEvernoteに保存。
Evernoteに直接入力するときもあるけど、スピーディーに入力してEvernoteにメモするには、もっと立ち上げと書き込みが簡単なアプリがある。
Evernoteに入力時に便利なアプリが、それがFastEver。
このアプリは、軽くて立ち上がりも早く簡単に、入力できEvernoteにメモを送ることができるアプリ。
③iPhone標準メモアプリ
いわゆる最初から、iPhoneのアプリにはいっているメモアプリ
「とりあえず」の何でもメモ→③iPhone標準メモアプリ
Evernoteと標準メモアプリの使い分けは、
Evernoteが、ノートならば、
標準メモアプリが、メモ帳のイメージ。
とりあえずのメモであれば、標準メモアプリに書いておく。
必要であれば、それをコピペしてEvernoteに送る。
この標準メモアプリは、どんどん機能が増えて、今は超優秀。
- 写真や動画も添付できる。
- PDFにすることができる。
- 共有して、共同編集ができる。
- PCと同期できる。
- 保存とイチイチしなくても自動保存
- フリーハンドで絵もかける。
④WorkFlowy
これは何かというと、
「クラウドアウトライナー」とよばれている。
アウトライナーとは、すなわち箇条書きにして、インデント(文字下げ)をしながら整理するもの。
共有・共同編集ができるので会議の議事録にも使える。
みんなで共同編集しながら、みんなで打ち込みながら会議を進めながら議事録をつくるということをやっている。
このWorkFlowyももちろん、最後はEvernoteに保存する。
直接Evernoteに送ることもできるけど、ChromeのWebclipperをつかって、見たまんまのWorkFlowyをEvernoteに保存することをオススメ!!
WorkFlowyは、ホントに使いやすい。
検索できたりタグもつけられるので、全てのメモを保存したくなるくらい便利。
体系的にならべることができるので、自分のあたまの中を整理できる。
クリエイティブな発想につなげることができる。
ぼくは、ブログに書きたいこと、読みたい本、やりたいこと、TODO等も書いてある。
WorkFlowyの魅力は、なんといっても体系的にならべて、それをカンタンに自由に並び替えることができること。
イメージとしては、自分のあたまの中にあるいろんな考えを、WorkFlowy上に並べることで体系的にならべることで「自分のあたまの中を整理できる」。
そして、それを順番を入れ替えたり、違う項目に入れたり出したりする中で、新しい発想が生まれたりする。クリエイティブな発想がうまれる。
WorkFlowyをまだ使っていない人が多いのが不思議なくらい、これはめちゃいい。
WorkFlowyとは、自分が何を考えているのかがわかる、頭の思考の見える化だ。
▼このアウトライナー(WorkFlowy)について学びたい人におすすめ書籍
【情報整理術まとめ】おすすめメモ術
今思うと、フランクリン手帳を使いながら、ぼくのメモ・ノートの基礎を学んだ。
フランクリン手帳は、ずっと使われてきているだけの価値がある。
フランクリン手帳で、TODO、スケジュール管理、目標設定、やることの優先順位等を学び、それを自分なりにアレンジして、白無地のノートに落とし込んで、今はデジタルを中心にメモをとっている。
デジタルにメモを残すと、いつでも検索ができ、蓄積していくことができる。
Evernoteにどんどん「じぶん」が蓄積され、いつでも過去と未来の自分に出会うことができる。
しかし、
どこまでいっても、アナログの手書きのノートには、手書きだからこそ生まれるモノがある。
基本はデジタルでメモを保管・管理するけど、手書きのノートは併用して活用していきたい。
最後に:人と話をしていて、メモをとる時につかうメモ帳
人と話をしながらメモをとる時、どうしても携帯・PCでのメモだと、相手が会話をしづらくなってしまう。人と会話をしながらメモをする時は、手書きの方が会話はしやすいことが多い。
だから、ぼくはいつもメモ帳は持ち歩いている。
最近使っている手のひらサイズくらいのメモは、スケッチブックのメモ帳。
ポケットに入れるには少し大きいけど、これがめちゃいい。
▼最近つかっているメモ
表紙が硬くてしっかりしているので、手に持ちながらも書きやすい。
そして、何より紙質がよくて、書き心地が最高。めっちゃ書いていて気持ちよくなる紙質。オススメ!
コメントを残す