ぼくは、なんとなくブログに「Google AdSense」をはっていて、なんとなくやっていた。
その「なんとなく」を解決してくれるのが、この本だ。
あ〜、すっきりって感じ。
ぼくはいかに「なんとなく」やってきたAdSenseが、危険だったかを思い知った。
著者は、元Google AdSense担当なので、他の本には書かれていない情報がのっており、めっちゃ勉強になった。
(ソーテック社より献本していただきました。)
本日の読書「本当に稼げるGoogleAdSense 収益・集客が1.5倍UPするプロの技60」
「元Google AdSense担当が教える 本当に稼げるGoogle AdSense 収益・集客が1.5倍UPするプロの技60」石田健介・河井大志(著)
この記事の目次
- 1 著者:石田健介さん、河井大志さんとは
- 2 Googleはユーザーを最も大事にしている
- 3 Google AdSenseは、目視でもチェックされている
- 4 AdSenseポリシー違反はアカウント閉鎖になる
- 5 ギャンブル系サイトのグーグルアドセンス
- 6 アダルト関連の表現について
- 7 ブログをかくときの「伏せ文字」について
- 8 スマートフォンサイトで、1画面内にAdSenseと他社広告が並ぶのはOK
- 9 AdWordsとAdSenseの関係
- 10 「元Google AdSense担当が教える 本当に稼げるGoogle AdSense 収益・集客が1.5倍UPするプロの技60」本の目次
- 11 【書評まとめ】「本当に稼げる Google AdSense」
著者:石田健介さん、河井大志さんとは
元Google AdSense担当:石田健介さん
約8年間Googleに所属し、AdSense営業を担当する。2015年1月独立。
現在は、Webサービス・アプリ運営者向け広告収益向上コンサルティングを行っている。
河井大志さん
SEOコンサルタント、大手ASP「アクセストレード」のアフィリエイト大学の講師でもあり、「正しい知識、稼げる知識を『定額の低額』で届けたい!」と思い立ち上げたアフィリエイト会員サービス『ALISA』を運営
Googleはユーザーを最も大事にしている
Googleにとっての優先順位
①ユーザー→②広告主→③サイト運営者→④Google の順番
ぼくはブログ記事を書くときは、
「Googleにどう認識してもらえるか?」と「ぼくが何を書きたいか?」というGoogleと自分に意識しがち。
でも、AdSenseからの収益を得るためには、「ユーザー」と「広告主」を意識してサイトを運営することが重要なポイント。
ぼくは「広告主」に対しての意識が特に薄かった。
Google AdSenseは、目視でもチェックされている
システムだけでは対応できない処理をカバーするために、AdSenseポリシー担当者は、大量のサイトをチェックしているようだ。
収益の多いサイト、PVの多いサイトが優先順位高くチェックされているので、残念だがぼくのサイトはまだ大丈夫のようだ……。
Googleは、システムだけでチェックするのではなく、人の目でもチェックしているのが驚きだ。
AdSenseポリシー違反はアカウント閉鎖になる
ぼくもGoogle AdSenseを導入する際に、アカウント閉鎖にならないように規約を読んだり、ネットで検索してなんとなく理解したつもりだった。
おそろしいのが、この「なんとなく」だ。
この本は、「なんとなく」を解決してくれる。
通常、ポリシー違反があれば、AdSenseの登録してあるアドレスに警告メールがくるようだ。同様の内容がAdSense管理画面にもメッセージとして届く。
警告がきて、その違反を改善すれば、引き続きAdSenseは使える。
改善が見られないようであれば、アカウントが閉鎖されてしまう。
たとえ、違反があったとしても、サイト運営者としては警告の間は改善する猶予がある。
ひどい場合は、一発でアカウント閉鎖になることもある。
そのためにも、きっちりとAdSenseポリシーを理解しておく必要がある。
アカウント閉鎖になった具体的な例ものっているので、めちゃ参考になった。これはサイト運営者は知っておくべきことだと思った。
ギャンブル系サイトのグーグルアドセンス
- 競馬・競輪・競艇(公営ギャンブル)
- パチンコ・パチスロ系
- カジノ(オンラインカジノ含む)
ギャンブル系がダメなことは知っていたけど、何が良くてダメなのかは知らなかった。
ましてや、パチンコ・競馬が「ギャンブル」って認識がなかっただけに、OKなんだけど知ることができてよかった。
アダルト関連の表現について
ここではアダルト関連について、くわしく書かれている。
ちょっとしたことがアダルト判定にされてしまうので、知っておかないとおそろしい。
本には、特典でそれに該当するキーワードをまとめた表をダウンロードできる。
このブログでもそうだけど、そのキーワードをここに書くとポリシー違反になってしまうので具体例としてもあげることができない。
本に書くにしても、あまり突っ込んだワードを書くことができないので、この特典の表も、著者が元Google AdSense担当だったからこそできること。
あ〜、こんなワードまでダメなんだって、勉強になった。
ネットでもひろうことができない情報だ。
詳しくはここにあげることすらこわいので、ぜひ本を買ってダウンロードすることをオススメする。
ブログをかくときの「伏せ文字」について
「Google ◯dSnse」「仮◯通貨」などが伏せ文字
- 特定のキーワードをぼかすような小手先の手法は通用しない
- 文字だけではなく画像も認識している
- 前後の文脈からも内容を認識している
伏せ文字は無意味ってことだ。
これは、なんとなく伏せ文字はダメかなと思っていたけど、ダメって確認ができた。
スマートフォンサイトで、1画面内にAdSenseと他社広告が並ぶのはOK
スマートフォンサイトで、1画面に2つのAdSense記事が表示されるのはダメとは知っていたけど、他社との広告記事とも並ぶのはダメだと思っていた。
1画面にAdSenseと他社広告が並ぶことはOK
→ポリシー違反ではない。
AdWordsとAdSenseの関係
サイト運営者、すなわちお金をもらう人が自分のサイトを収益化する場合に利用するサービスがAdSense。一方で広告主、すなわりお金を払う人が自分のサイトへの集客に利用するサービスがAdWords。
もうぼくの中では、AdWordsとAdSenseは同じぐらいのモノという認識だった。
この説明は、本当にわかりやすい。
「元Google AdSense担当が教える 本当に稼げるGoogle AdSense 収益・集客が1.5倍UPするプロの技60」本の目次
- AdSenseの基本を押さえる
- Googleの基本的な考え方
- Googleは広告主を尊重している
- ポリシーを知って広告配信停止を防ごう
- 警告と一発アカウント閉鎖の条件の違い
- アカウント閉鎖は永久?
- 自己クリックは回避しよう
- レポート収益と入金額の差異について
- GoogleAdSenseの審査基準
- Google担当者とのコミュニケーション
- トップアフィリエイターと元AdSense担当が教える稼げるノウハウ
- クリック率が上がるコンテンツの作り方
- クリック単価が高くなるコンテンツを知る
- AdSenseで稼いでいる人のジャンルを知る
- SEO対策・SNSで集客しやすい記事を書いてアクセスアップ
- ノウハウ系コンテンツの作り方
- アンケートを使ったコンテンツ作りをマスターする
- まとめ、比較、一覧系コンテンツ
- 笑える!泣ける!共感できる!コンテンツ
- インタビュー系コンテンツ
- ニュースやトレンド系コンテンツ
- 芸能人、著名人系コンテンツ
- テレビ系コンテンツ
- いいコンテンツでも記事タイトルは重要
- 読みやすい記事・読まれる記事・PVを上げる記事の書き方
- SEO対策を利用した集客
- はてなブックマークを利用した集客
- FACEBOOKを利用した集客
- Twitterを利用した集客
- プレスリリースを利用したえ集客
- やれることをやればあなたのサイトは磁石になる
- 目指すべきクリック率は0.5%
- よくクリックされる広告の配置と種類
- スマートフォンでのAdSense実装のノウハウ
- PCサイトでのAdSense実装のノウハウ
- クリック率が高い広告を知っておこう
- 単価の高い広告を表示する方法
- サイトと関連性の高い広告のみを表示させる方法
- AdSenseレポートの見方
- クリック率を改善する方法
- 成功者のクリック単価に対する考え方
- AdSenseの裏側を知って収益を向上させよう
- 審査基準や巡回について
- 目視チェックのタイミングと時期
- 一発でアカウント停止になる条件
- アカウント停止になった具体的な手法やサイト内容
- AdSense以外のアフィリエイトリンクの貼りつけについて
- ギャンブル系サイトのアドセンス
- せいの表現でアカウント停止にならない施策
- まとめ系サイトとSdSense
- 伏せ文字について
- 著作権つき動画のレビューサイトは危ない
- うっかりしがちなポリシー違反 質の低いクリック編
- うっかりしがちなポリシー違反 サイト実装編
- アダルトなポリシー違反を防止するキーワード
- 嫌がらせクリック(アボセンス)を防ぐ方法
- 意外と知らないポリシーのOK・NG
- Googleという組織
- 広告主の考えを知ってAdSense運用を活かそう
- AdWordsとAdSenseの関係
- AdWords広告主が求めるサイト運営者
- AdWords広告主が求めるサイトやブログ
- サイト運営者が知っておくべきAdWordsの機能
- サイト運営者も使えるAdWordsのツール群
【書評まとめ】「本当に稼げる Google AdSense」
この本は、「本当に稼げるGoogle AdSense」ってなっているように、AdSenseの説明だけではなく、稼ぐための周辺知識(上記の目次参照)にも触れてくれているので有難い。
- SEO対策について
- コンテンツ作りについて
- 読みやすい記事の書き方について
- 記事タイトルのつけかたについて
- Facebook・Twitterによる集客の仕方など
ブログを運営していく上で必要なことが網羅されている。
知らないことは学びになり、知っていることは復習することができる。