サンクチュアリ出版さんより、池田貴将さんの「図解 モチベーション大百科」を献本いただいたので、「モチベーション」の勉強!
本日の読書「図解モチベーション大百科」
この本を選んだ理由
著者の池田さんは、「覚悟の磨き方」も書かれており、この本にすごく感銘を受けたので、その池田さんが書かれたモチベーションの本ということで気になった。飲食店をやっているので、スタッフの育成に活かしたい。
ぼくが気になったところ(抜粋)
- やりたいことは手順を減らし、やめたいことは手順を増やす。
- 「人の考え」は”理由”をたずねると強化され、”目的”をたずねると軟化する。
- 行動を叱り、存在をほめる。
・ほめる時は、その人の存在を認めるようにしよう。- 「自分の行動が、他人にどういう影響を与えるか」という点を強調して伝えると、関心をもってもらいやすい。
- 小さな行動を起こすことによって、新しいアイデンティティが作られる。
・無理を承知で簡単なことを少しだけお願いしてみる。- 時間不足は人の信念を失わせる。
・予定と予定の間に、空白を持たせよう。- 怒りを発散させようとすると、怒りは余計に加速し、静かに座っていると、怒りは落ち着く。
- 気分が姿勢に影響を与える一方、姿勢も気分に影響を与える。
- 問題点が「ある前提」でたずねた方が問題点をたしかめやすい。
ぼくの感じたこと
この本は、100の心理・行動実験を著者が解説してくれている本だ。
マシュマロ実験、学生に囚人と看守の役割を与える実験、返報性の原理、ジャムの法則など有名な実験なども掲載されており、幅広い心理テクニック等が学べる。
左のページに実験がのっていて、右ページで解説がある。
手っ取り早く右ページだけ読んで、結果だけを読み取りたかったが、左の実験とセットで覚えることにより、人に伝えることができる。
「Aという実験結果があるので、Bということが起こる」と人に伝えるのに、具体的な例があるとわかりやすく、説得力がある。
気になったり、メモしたところのページを折ったら、かなりのチェックが入った。
自分のスタッフや仲間のモチベーションをあげるために、どうすればよいかというヒントを探すために読んだが、
結果、自分の無意識で動かされている心について学ぶことができた。
持って生まれた性格とは関係なく、役割は人間に大きな影響を与える。
店長を任せると、段々と店長になっていくというのが実感としてある。
そして、ぼくがこの言葉で思い出すことがある。
「先生と生徒」もしくは「師匠と弟子」という関係になったときに、「先生」と「生徒」という役割をあたえられたので、『無意識』にそれに影響を受けてしまうこと。
「先生」が優秀であれば、その先生の「生徒」というポジションでプラスの影響を『無意識』に受けるのかもしれない。
しかし、「生徒」が成長し過ぎてしまっても、
『無意識』に「先生」と「生徒」の役割の影響で、「先生」から『無意識』に成長が妨げられる影響を受ける可能性がある。
「生徒」が成長し、「先生」をこえるときに、「先生」をさらに上の「先生」に変えないと成長が止まってしまう。
役割が与える無意識の影響があることを知っておかないと、気がついたら自分もその影響に流されてしまう。
気分が姿勢に影響を与える一方、姿勢も気分に影響を与える。
ぼくが、ないがしろにしがちなところ。
体をたいせつにしないと、体から受ける影響は本当におおきい。
つい仕事に追われてしまうと、体のことは優先順位を下げてしまう。
そうすると、さらに心もマイナスになってしまいマイナスのスパイラルに突入。。。
仕事に追われたり、切羽詰まったときほど、
体を意識して、体から整えて、心を整えていきたい。
「図解モチベーション大百科」のまとめ
思い描く自分になるために、モチベーションを高める手段を知ることができた。
これが全てではないにしろ、少なくても大きな挑戦に向けての武器となる知識を得ることができた。
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