時間がないけど、効率よく勉強できたらいいなぁ〜
読書をしても内容すぐ忘れちゃんだよなぁ〜
そんな方にぴったりな本が、今回の「インプット大全」です。
この記事の目次
本日の読書「学び効率が最大化するインプット大全」樺沢紫苑
樺沢紫苑さんとは
精神科医、作家、映画評論家
精神医学の知識、情報の普及によるメンタル疾患の予防を目的に、Facebook 14万人、メールマガジン15万人、 Twitter 12万人、累計40万人のインターネット媒体を駆使し、精神医学、心理学、脳科学の知識、情報をわかりやすく発信されています。
日本一アウトプットしている医師です。
前作は43万部の大ヒット「アウトプット大全」です。
インプットは「量」より「質」を重視
インプットにおいて、「量」と「質」とどちらが大切でしょうか。
答えは「質」です。しかし、ほとんどの人は、「質」はそっちのけで、「量」を目指しています。
それがあなたが成長できない理由のひとつかもしれません。
ここを間違えると、無駄に量だけこなして成長できません。
重要なポイントですね。
- インプットするなら、質を確保してから、量を目指せ。
- インプットしたりするときは、必ず「方向性」と「ゴール」を設定してください。
- アウトプッット前提でインプットする。ただそれだけで、圧倒的に記憶に残りやすくなるのです。
アウトプット前提でのインプットというのは、本当に効果は大きいです。
勉強会で発表する、ブログをかくなど、事前にアウトプットする仕組みをつくっておくといいですね。自分に強制的にでもアウトプットする機会をつくっておくと、インプットの効率も高くなり成長できます。
読書は、「速読」ではなく「深読」
重要なのは、「速く読む」「たくさん読む」ことではなく、「深く読む」こと。私は、それを「深読」といいます。
ぼくは、もともと本を全く読めなかったので、最初は「質」より「量」だと思って、「速読」をかなり勉強しました。
「量」をこなした結果、今は「速読」で本を読むより、「量」ではなく「質」が大事だと気づき、ここでいう「深読」で本を読むことが中心です。
良書を見つけるために「速読」をして、めぐりあったら時間をかけて「深読」をするというやり方をやっています。
セミナーを生で聞くメリット
「言語的情報」と「非言語的情報」の両方が伝わるので、圧倒的に情報量が多い。
感情を揺さぶるので、記憶力を増強する脳内物質ドーパミンが分泌され、圧倒的に記憶に残ります。
ぼくはよくいろんなセミナーに行ったりもしますので、これも実感しているので納得です。
ネットで学んだり、YouTubeや動画で学ぶこともできますが、やはりリアルの場でセミナーを聞くと、受け取るモノが違います。
リアルの場に足を運ぶことは、時間とお金がかかるので一見ムダに感じることもあるかもしれませんが、ぼくもセミナーを生で聞くことを強くオススメします!
学習意欲が少ない人や、初心者ほどリアルのセミナーの方が学びやすいです。
見直す【2週間に3回以上のインプットで記憶が定着】
この真意は、「脳は何度も使われる情報を”重要な情報”と判断して記憶に残す」なので、反復するインプットでも可能。
学生のときの勉強を今振り返ると、まさにこの「見直す」ということの重要性に気がついていなかったのが反省点です。
「見直す」ことを意識すれば、学習の成果は大幅にかわってきます。
普段、ぼくが忘れがちなのが「メモを見返す」ことです。
「メモ」や「ノート」をとることが多いのですが、なかなかそれを見返すことが少ないので、「もったいないな〜」って反省しました。
メンターに学ぶ
メンターとは「師」「師匠」という意味で、何かを習うときの師匠や先生のこと。さらに広い意味で「人生の師匠」「人生の目標とする人物」という意味でも使われています。
メンターを持つと、自己成長が猛烈に加速します。心理学でいうところの「モデリング」が働くからです。
「メンターに学ぶ」って、ぼくも実践しましたが効果は抜群でした。
人のことを真似るのって、最初はなんか「自分らしく」なくて嫌だなって思っていましたが、やってみたら「学習」においては効果はすごいです。
徹底的に真似てから、そこから「自分らしく」アレンジするなり作っていけばいいなって今は思っています。
まずはメンターの行う行動や仕草などそこから真似ていくことからでも、何か変わってくると思います。
大切なのは「行動(アウトプット)」です。
メンターの本や動画など、今は学べるものがすぐ手に入る時代です。いろいろ活用していきたいですね。
自分を知る
世の中にはいろいろな学びがあると思いますが、いちばん学ぶべきは「自分自身」についてです。
自己成長を加速するためには、自己洞察力を高めて、「自分を知る」ことです。
ぼくもたくさん本を読んだり、セミナーに通ったりして学んできましたが、一番学びになるのは「自分から」の学びです。
でも、なかなか「自分」から学ぶのって難しいんですよね。
まず、「自分」に気がつけません。
自分のアンテナが、他人や外ばっかり見ていて、自分にそのアンテナを向けないと「自分」に気がつけないです。
自分に自信がなかったり、「どうせ自分なんて……」って言っていると、たとえ「自分からの学び」に気づけたとしも、「どうせ、私自信の気づきなんてたいしたことない」って、せっかくの気づきや学びをスルーしてしまいます。
他人や外ばっかりに向いている情報のアンテナをもっと自分に向ける必要があります。
「自分」に矢印を向けるチャンスをつかむ方法も本書には記載されています。
ここでも、アウトプットを前提とした積極的なインプットが推奨されています。
今は、スマホでなんでもできる時代です。
普通の人は、なかなかアウトプットする場がないと思いがちですが、今はSNSがカンタンにアウトプットできる場です。
専用のアカウントをつくれば気軽に投稿できるでしょうし、ブログの開設もオススメです。
アメブロなどの無料ブログをつかえば、PCやネットに詳しくなくても比較的カンタンにはじめれます。
とりあえず、何でもいいので行動してみることが大事ですね。
書評のまとめ「学び効率が最大化するインプット大全」樺沢紫苑
今は、ググれば何でもわかってしまう時代です。
TwitterやInstagramからどんどん情報が流れてきます。
情報が氾濫しているので、情報を選択していかなければ時間がいくらあっても足りません。
本書を読んで学んだことは、
インプットで大切なことは、目的です。
流れてくる情報をただただ受けるだけでは、効率の良い学習はできません。
アウトプットを前提として、何のためにインプットしているのかという目的意識をもって、情報に接することが大切なんだと強く感じました。
ぼくも良質なインプットをするためにも、強制的にアウトプットする場をつくっていきたいと思います。勉強会を主催する、オンラインコミュニティをつくって発表するなど、取り組んでいきます!
読みやすさ ★★★★
インプットのやり方って、学生の時に教えてもらいたかったです(涙)
学生、社会人、資格を取得をめざしている方をはじめ、「成長したい」って思っている方にオススメ本!!
具体的なインプットのやり方がたくさん記載されていますので、実践しやすいです。
著者の前作の「アウトプット大全」とあわせて読むことをオススメします!