【FileZilla】FTPから安全なSFPへ!エックスサーバーでSSH接続を利用して「SFTP」にする方法

エックスサーバーとFiieZillaのSFTP接続設定方法
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FTPは、暗号化されておらずセキュリティが低いので危険です。

そこで、SSH接続をつかって安全なSFTPというファイル転送の仕組みに変更することをオススメします。無料で1度設定してしまえば、FTPと同じように使えますので安心です。

 

今回は、エックスサーバーFileZillaのSFTPの設定方法を解説させていただきます!

SFTPに関しては下記の記事に詳しく書いていますのでご参考に!!

FTPをワードプレスで使うのは危険!安全なSFTPへ!【FileZilla使用時に注意すること 】
【FTPは危険!】暗号化されていないFTPはセキュリティが弱いです。対策としてSSH接続をつかってSFTPにすれば、データも暗号化され安心・安全です。ワードプレスを運営していくのに必要になっていくので、SFTPはオススメ!初心者向けに解説!

SFTP設定方法の全体の流れ

大きく3つの作業でFTPの設定からSFTPの設定へ変更ができます。

(1)エックスサーバー側のSFTP設定

  • エックスサーバーのSSH設定をONにして、SFTPの準備
  • エックスサーバーで接続の為の「カギ」をつくります。

(2)FileZilla側のSFTP設定

  • (1)で作成したエックスサーバーの「カギ」を FileZilla に登録します。

(3)エックスサーバーとFileZillaを接続する。

 

この3つの作業を行っていきます。

 

(1)エックスサーバー側のSFTP設定方法(カギをつくる)

エックスサーバーをSFTPに対応するように設定し、接続の為の「カギ」をつくっていきます。

エックスサーバーのSSH設定を「ON」にする

エックスサーバーのSSH設定を「ON」

エックスサーバーにログインして、「サーバーパネル」「SSH設定」をクリックします。

 

SFTPへエックスサーバーのSSH設定

「SSH設定」「ONにする」「設定する」

※画面下の方にある「SSH接続時のポート番号」【10022】はあとで使用します。

 

エックスサーバーの公開鍵認証用鍵ペアの生成してSFTP

「公開鍵認証用鍵ペアの生成」「パスフレーズ」任意のパスワードを入力→「確認画面へ進む」

(※このパスフレーズに入力した「パスワード」は後で何度も使います。)

 

エックスサーバーのSFTP(SSH接続)のカギをつくる

「生成する」をクリックすると、「カギ」がダウンロードされます。

 

XserverのSSH(SFTP)のカギ

これのカギのファイルは大切ですので、きっちり保管しておきましょう。

 

(2)FileZilla側のSFTP設定方法(カギの登録)

FileZillaを開きます。

(※私の画面はFileZillaの有料版Proになっていますが、無料版で大丈夫です。)

 

FileZilla側のSFTP設定方法(カギの登録)

「FileZilla」の設定画面→「編集」「設定」

 

FileZilla側のSFTP設定のやり方

「SFTP」「鍵ファイルを追加」

ここで、先ほどエックスサーバーでつくった「カギ」のファイルを選択しましょう。

 

FileZIllaのエックスサーバーでつくった秘密鍵の変換

「鍵ファイルの変換」ファイルを変換しますか?と聞かれるので「はい」をクリックします。

 

xserverで作成したSFTPの秘密鍵のパスコード

先ほどのエックスサーバーの「SSH設定」で、「公開鍵認証用鍵ペアの生成」のところで入力した「パスフレーズ」のパスワードを入力します。

 

 

FileZilla用にカギが変換

ここでエックスサーバーで生成されたカギが、FileZilla用にカギが変換生成されますで、任意の場所に保存しましょう。

 

SFTPのFileZilla用にカギが変換

これで「OK」で完成です。

 

FileZilla側にエックスサーバーのカギの登録

末尾が「key」→「ppk」に変換されます

末尾が「ppk」にファイルに変換されたファイルが指定された「任意の保管場所」にあるので、このカギはPCに保管しておいてくださいね。

 

これで、FileZilla側にエックスサーバーのカギの登録ができました。

 

(3)FileZillaとエックスサーバーの接続設定をする

FileZilla設定画面→「ファイル」→「サイトマネージャー」

FileZilla設定画面「ファイル」「サイトマネージャー」

 

FileZilla設定画面→「新しいサイト」

「新しいサイト」をクリックします。

 

FileZillaにエックスサーバーやカギの情報を入力

「SFTP」を選択

②エックスサーバーの「サーバーパネル」→「サーバー情報」にある「ホスト名」をかきます。

③ここのポート番号は「10022」

④「普通」

⑤エックスサーバーのユーザー名

エックスサーバーの登録時に送られてきたメールに記載されています。エックスサーバーの登録時に送られてきたメール

もしくは、

エックスサーバーの管理画面のサーバーパネル(FTPアカウント画面)

エックスサーバーの管理画面のサーバーパネル→「FTPアカウント設定」→対象のドメインを選択→「FTPソフト設定」のところにアカウント情報が記載されています。

 

⑥「FTPのパスコード」に入力したパスワード<(1)で作成した任意のパスワード

エックスサーバーの「SSH設定」で、「公開鍵認証用鍵ペアの生成」のところで入力した「パスフレーズ」のパスワードを入力します。

 

 

 

「常にこのホストを信用し、この鍵をキャッシュに追加」

「常にこのホストを信用し、この鍵をキャッシュに追加」をチェックして、「OK」

 

 

エックスサーバーのSSH設定パスコードの「パスワード」入力

エックスサーバーのSSH設定パスコードの「パスワード」を入力して、「OK」

これで登録完了!!

 

 

FileZillaのURL部分が「sftp://」になっていれば設定完了

登録が成功するれば、画面の右側にズラズラっとフォルダが表示され、上図のURL部分が「sftp://」になっていれば設定OKです!!

 

まとめ【FileZilla】FTPから安全なSFPへ!エックスサーバーでSSH接続を利用して「SFTP」にする方法

(1)〜(3)を順番にやっていくだけで、設定はできます。

FTPはデータの送受信が暗号化されておらず、セキュリティが低いです。

SFTPはデータの送受信が暗号化され、「カギ」をもったPCからでしか接続できませんの安全です。

 

SFTPのメリット
  • 無料で設定できる。
  • 1度設定してしまえばOK。
  • セキュリティが高くなる。

 

SFTPのデメリット
  • 「カギ」をもったPCでしか接続できない。

デメリットの対策としては、「カギ」をDropbox、Googleドライブ、Evernoteのようなクラウド等の外部に保存しておけば、万が一パソコンが故障したり紛失しても、「カギ」があればどのパソコンからでも接続できます。

 

もしくは、再度「カギ」をConoHa WINGで作り直して、設定しなおせばOK!!

これで解決ですね!!

 

カナクギ
カナクギ

「SFTP」は一度設定してしまえば、使い方は「FTP」と同じなんで安全の為にやっちゃいましょう!!

 

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